蝉の抜け殻と小さな木 | ゆらゆら日和

ゆらゆら日和

揺れながらも私らしく。
40代の日々。


おはようございます、アキモクです。



朝の空気がまだひんやりしているうちに、近くの公園を散歩しました。

人も車も少ない時間、葉っぱの揺れる音や鳥の声が

ふわりと耳に届いてきます。


ふと目にとまったのは、小さな木。

根元近くから目線の高さあたりまで、

蝉の抜け殻がいくつも、しがみつくように並んでいました。


数えてみると、7つか8つ。

「こんなに小さい木なのに、そんなに?」

ちょっと不思議に思って立ち止まる。


蝉にとって、何か特別に心地よい場所だったのかな。

夜のあいだに、何匹もの蝉がこの木に登ってきて、

静かに地面を離れ、空へと羽ばたいていったのかなぁ。


そう思うと、

この木がちょっと誇らしげに見えてきます。

小さいけれど、たくさんの命の始まりを支えた木。


立ち去ろうとしたとき、

どこからか、蝉の鳴き声がぶわっと耳に届きました。

いつもと同じ音なのに、

今日はなんだかやけに大きく、にぎやかに感じる。


そうか。

ここにも、確かに夏がきてるんだ。


なんでもない朝の散歩だったのに、

ちょっと心が立ち止まった、そんなひとときでした。



読んでくださって、ありがとうございました。




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