こんにちは!ヴァンクリとヨウムが大好きなイチゴです。
さて先日ですが、世界で9店舗で実施しているヴァンクリーフ&アーペルのブティクでの展示会にお声がけされました。
主人に一緒に行こうよ!と誘ったのですが「NO!」と💦
理由を聞くと。
① 紅茶ばかり飲むのが面倒くさい(そんなぁ💦)
② 食べ物が提供されるはずで、今はコロナだから嫌だ。
(前回は、紅茶にケーキが出されたね、確かに)
そうだよね、コロナだから、食べ物は極力避けたいという気持ちも理解できるなぁ、と。
最初は、うーん、どうしようかな?一人で行ってもいいかな?
色々とセールストークされちゃうかも!?と思ったのですが
SA 「キャビアとシャンペンを用意して待っているから、ブティクへお出で~」
私 「その日、仕事があるから、うーん、18:30以降なら、Okayだけど...」
SA「オッケー。二人で乾杯しよう!予約入れたからね。」
私のSAさんは女性です。
女二人でシャンペン飲もう!と押されてしまいました(笑)
今回の展示会のテーマは「Art Deco (アール・デコ)」
1910年から30年代にかけて、フランス・パリを中心に栄えた装飾様式中の作品の展示会、ということでした。
その為、今回の展示会の作品は、全て非売品。
アールデコの次期に作成されたヴァンクリーフ&アーペルの作品を身近でみられる、という貴重な機会だから、是非に!と言うことでした。
ブティク到着後は、シャンペン片手にマスクを外し、SAさんと二人でワイワイ言いながら、ヴァンクリーフ&アーペルの作品の説明を受けました!
(SAさんもシャンペンを飲み、そしてキャビアを食べながら、です!)
では、ここからは、実際にブティク内で展示されていた作品の
写真を公開💛
1)赤いハンドバック
この赤いハンドバックですが、1931年のものです。
今から90年もの前のバックですよ!何故にこのバックが展示されていたのかと言うと。
このバックのすごいところは、白枠のバックルの部分が、実は「時計」が隠れているんです!
そして、今でも時を刻んでいます。
すごい!!
当時の女性は、腕時計をすることが、あまりなかったそうです。
腕時計=男性のもの、というレッテルが張られていたそうです。
その為、女性は身に着けるものに、さりげなく時計を埋め込んで楽しんだそうです。
だから、こういったカバンの他、ブレスレットや指輪にさりげなく時計を埋め込んで、毎日を楽しんだそうです。
知らないことだらけで、当時の歴史を感じた衝撃バックだした。
2)ダイヤモンドの作品たち
ルビーのネックレスに、ダイヤモンドのブレスレット&イヤリング。
約100年前の、ヴァンクリーフ&アーペルの作品たち。
ゴージャスですよね?
一体、どういう方が身に着けていたのでしょうか?
ダイヤモンドのキラキラに、目がくらみます。
こちらはダイヤモンドのブレスレットと、確か1910年代のブローチ(この展示会で最古のもの)
そして、この上の写真の、左側の総ダイヤのブレスレット。
よくよく確認すると、そうなんです!
実はモチーフが四つ葉のクローバーなんです。
アールデコ時代からヴァンクリーフ&アーペルの代表作品となっている、アルハンブラのモチーフが既に存在していた!!ということが確認できるブレスレットでした💛
3)アールデコ時代に取得した特許資料の一部
1938年の特許ですよ?
現存しているんですね、当時の資料。
特許申請の際の、最後につける図面のページの一部ですね。
ジッパーネックレスの特許。
歴史を感じますね!
他にも作品はありましたが、ここまでがアールデコ時代の写真です。
4)デザイン画
約100年ほどたっているのに、色あせないデザイン画たち。
保存状態もさることながら、美しいデザイン画たちに圧倒されてしまいました💛
ここに展示してある製品は、アールデコ時代の顧客がヴァンクリーフ&アーペルへ依頼をした作品だそうです。
ただ現在のオーターさんたちは、これらのジュエリーたちを使用しない&金庫室で眠っているより、外に出したい!ということで、ヴァンクリーフ&アーペルが作品を買い取り、非売品として展示・保管している、とのことでした。
この作品たちがヴァンクリーフ&アーペルの元へ行かなかったら、きっと世界中の博物館に展示されていますよね、きっと💦
うーん、でもよくよく考えると、アールデコ時代って、「1910年代から1930年代」ですよね?
その時代って、第一次世界大戦(1914年~1918年)の時期と被っていますよね?
戦争中でもアールデコの文化は栄えたんですね。
少しブログが長くなりそうなので、明日、続きを更新します💛
今日も1日、素敵な1日をお過ごしくださいね!