だ~(ToT)
本来なら前置きとして書いておかなきゃいけないのに、
迂闊にも書き忘れてました…orz


この感想、ネタバレ含みます…。
初見で楽しみたい方は読むのお控え下さい。

……って、
「もう遅いよ(>_<)」
という方がいらっしゃいましたら、
本当に申し訳ございません~!!

どうかお許しを……m(_ _)m

では、問題ないと言うかたのみどうぞ。





舞台シュタインズゲート、初日のまゆり編を見てきました♪


それと、さっきニコ動で配信されたSG編も見たので、

ちょっと感想などを書こうかなと。


というか、期待以上にすごい舞台だったので、これは書いとかんと!!と思った次第です。


私は最初この作品のアニメを見ていて、

何の気なしに見始めたものにどんどん引き込まれていった感じなんですが、

原作はゲームだそうです。


で、その世界観がすごく面白くて、

大ちゃん演じる岡部倫太郎は所謂厨二病の大学生で、割と変わった人ですw


繋がっていない携帯で架空の組織と闘っていたり、

俺が世界を変えてやると言いながらも割と小心者だったりして、

仲間のダル君から良く「妄想乙」と言われています。


そんな変人なんだけど、実際は仲間思いの熱い男で、

周りからはたまにウザがられながらも、本当は慕われてる・・・そんな人物。


オカリンが未来ガジェット研究所というアパートの一室に構えた研究所のメンバー、

ダル君や、幼馴染のまゆりとのやり取りはすごく微笑ましくて楽しいです。


でも、そんな妄想乙なオカリンが、

過去にメールを送れる装置「電話レンジ(仮)」を偶然作り出してしまってから、

運命が大きくまわりはじめます。


単なる妄想の世界では無くなった現実の世界での、

オカリンとラボメン達の切ない戦いが始まる・・・という感じでしょうか。


最初、オカリンを大ちゃんが演じるって聞いた時、

私はすごい衝撃でした。


まず、ひょろひょろしているオカリンとはイメージが全然違う・・って。


それに、アニメで声を当てたのが私の好きな宮野真守さんっていうのもあり、

実写化するならマモがやるだろうって思ってたので。


大丈夫かな・・・受け入れられるのかな・・・?って言うのが正直な気持ちでした。


あとは、オカリンにしてはカッコ良すぎじゃね??とかwww


もちろん、大ちゃんの安定した演技も知ってますし、

やるとなったらきっと素晴らしいオカリンを作ってくれると思ってましたけど、

前評判とかはちょっと気になってました。。。


コミカルな部分と、人間臭い情けない部分、

そして大切な人を守ろうとしてあがき、必死に闘って絶望する姿。


オカリンって、役としてはすごく遣り甲斐があると思うんですけど、

複雑な役なのでとても難しいだろうなと思いました。


あと、マルチエンディングというか、それぞれ6種類のエンディングがあって、

それによって内容が違うとか、ホント聞いた時は志倉さん鬼だわーって思ったり。


そんな複雑な思いを抱えながら見た初日。


最初の登場から、何の違和感もなく、大ちゃんはオカリンでした(笑)


オープニングまでの流れがすごくかっこ良くて、

アニメの雰囲気そのまんまで、既に鳥肌が立って。


オカリンのちょっと痛々しい台詞とか、おなじみの高笑いも、

架空の相手との会話も、それに対してさらりと突っ込むダルも、

本当にアニメキャラが3次元に出て来たかと思うみたいな再現率で、

もう~~、見ててワクワクしました。


ニコ動のコメントで、大ちゃんの声がマモに似てる、

いや、もやはマモにしか見えなくなった!

っていう人がいましたが、

確かに、ファンのイメージを壊さないようにと、

キャストの皆さんもすごく原作に近い喋り方をされてたので、

本当に違和感無かったんだなーと思います。


まあ、私の中ではどちらも良い声だけど、大ちゃんは大ちゃん、

マモはマモの声でしたw


ストーリー的には、アニメ2クールのものを3時間に纏めようっていうのだから、

結構流れが早くて、もしかしたら初見の人にとっては分かりにくいかもしれません。


専門用語とか、造語?オタク系の言葉も多々出てくるので、

あまりなじみのない人には難しいかも。


でもストーリーの基本を押さえておけば、大丈夫だと思うし、

気になる所があれば、後でアニメを見てみるとか、

舞台を2回見てみるのも良いかも知れません。


とにかく、舞台の方はその勢いで見ていてぐいぐい引き込まれて、

全く飽きる所が無いし、本当に面白いストーリーだと思います。


そんな訳で、ほのぼのしたラボメンとのやり取りはすごく笑えるんですが、

徐々にストーリーが複雑になって行き、

まゆりの死に直面し、それを回避しようとあがくオカリンの姿が、

もう、涙無しには見られないというか何というか・・・。


まゆりだけじゃなく、他のラボメンにもそれぞれ物語があって、

それを一つずつ解いて行く辛さとかも、見ていて切なくて、

いやもう、本当に泣けます(ノДT)


最終的にはまゆりと紅莉栖、どちらかの命を選ばなくてはならないっていう、

哀しい選択を迫られる訳なんですが、

私が見たのはまゆり編なので、オカリンは苦しんで、最後にまゆりを選ぶんです。


普通に生きてる上でそんな究極の選択を迫られる事なんてまずないと思うので、

オカリンの苦悩はいかばかりかと・・・。


結局ストーリー上、紅莉栖がどうなったかは分かりませんが・・たぶん・・・(´□`。)


アニメの方はオカリンは紅莉栖とハッピーエンドなので、

私、今回見たまゆり編については、エンディングは初見なのです。


でも、アニメ見てた時から私はまゆしぃが好きで、

なんでオカリンは幼馴染のまゆしぃじゃなくて、

紅莉栖ちゃんを選んでしまったんだろうと思ってたので、

この回はなるほど納得~♪なエンディングでした。


紅莉栖の事を思うと切なすぎますが、

「オカリンの重荷になりたくないよ」っていう、

優しいまゆりが大好きだったので、ホント良かったな~って思ったり。


逆に紅莉栖エンドだった場合、まゆしぃがどうなるか気になりますが・・・。


なので、今日見たシュタインズゲート編については、

どちらもが助かるアニメと似たルートだったので、ちょっとホッとしました。


それにしても、まゆりを助けようと必死になっている姿を見ていると、

切なくなるとともに、大ちゃんのオカリンに対して、

何だかすごく愛おしい気持ちが湧くのは何故なんでしょう?


大ちゃんが演じてるからなのかどうかは分からないですが、

厨二病とか言われてても、すごくカッコイイ人に見えてくる訳で・・・、

私はアニメで見てた時以上にオカリンが好きになりました。


しかし、主役の大ちゃんに関しては、

最初から最後までほぼ出ずっぱり、約3時間の公演。

それもセリフは6通り。。。

大変すぎるでしょ!?


そんな鬼畜な舞台を、文句のつけようがない素晴らしい演技で、

本当に良く務めておられるなぁ~!と、

もう・・・感心して、感動して、頭が下がる思いです。


さすが大ちゃん!!


あとまだ9公演もありますし、大変だろうけど頑張って欲しいです。。


そして、行こうかどうしようかと迷ってる人や、

舞台はちょっとなーって思ってる人、

騙されたと思って見てみてください。


本当に良く出来たストーリーで、素晴らしい役者さん達と、

所々に入るBGMがすごくカッコイイ演出になってます。


私は後20日しか見に行けませんが、

お金と暇さえあれば、出来たら全ルートを見てみたかったなーと思います。



そんなこんなで勝手気ままに感想を書きましたが、


この辺で終了したいと思います。


ここまで読んで頂き、ありがとうございました!


ではでは。