大千秋楽終わったので
ネタバレありの感想というか、
私の勝手な思いを綴ります。

サリュートの生き方
そして命を賭して祖国の名誉を守ろうと
自らを犠牲にした事。
確かにそれは
誰にも真似できない
崇高な命の使い方でした…。

初日に観た時には
その尊さに震えが来るほどに心鷲掴みにされて。

最期までの数分間
壮絶な痛みを抱えて
最後の力を振り絞りながら
雪の中を舞うように戦うサリュートを
固唾を飲んで指先を握り締めて
見つめ続けました。

涙にくれて帰宅して
色々反芻して
ふと思ったのが
サリュートをそこまで突き動かす
根源は何なんだろう?
って言うこと。

家族のためにビーツの祝祭に臨むわけでは無い
と言い切ったサリュート。

その「家族のためではない」とは
言い換えれば自分の家族の為だけではなく
祖国に生きて、生活する全ての人々の為に
それに臨むと言ったのかなと思う。

元エージェントの母と
政界の重要人物の義父の間で
育ったサリュート
そして、本当の父親である竹内。

産まれは決して貧しいわけでも、
辛い環境だった訳でもない。
きっと両親から
愛情深く育ててもらってたはず。

ただ、義父が政治犯として拘束されてから
地獄のような日々が始まった。

オデッサ65に送り込まれ
母親と兄も実験体にされ、
それだけではなく、
沢山の人や家族が犠牲になり
きっとそれを目の当たりしていて
すごく苦しかったと思う…。

だからこそ、
ボスホートで優秀な成績をおさめて
発言力を得て、
フォークス機関を潰し
北方に生きる人々全てを守ろうと決意したのか。

サリュートは、
義父の事を母親から聞いていたのかな。

ジゼルのストーリーを
スークに語ったと言うことは
きっと知っていたんだろうと思う。

母親にどんなふうに知らされたか
それはわからないけど、
きっと母親は実の父親のこと
悪くは言わなかったと思う。

だからこそ、
スークから実の父親だと聞かされて
試してみようかと思ったのかもしれない。

父親に賭けてみようと。。

でも結局裏切られて絶望し、
再び相まみえた父親に、
母親の事を愛していなかった
あれは任務だったと言い切られて…
向けていた銃口を下ろし
そこで幕を閉じようとした。

お前達を捨てて済まなかったと
謝る竹内に、
そんな事が聞きたかったんじゃない!
と言うサリュートなのに、
もしかして殺されるかもしれない瞬間に
母親を愛していたかを聞くのって
何故なんだろうって思った。

今更愛してたかどうかなんて
聞いてどうするのかと。

でも、サリュートにとっては
己の根幹を揺らすような事だったのかも。

最後の望みの綱が断ち切られて
絶望したのかな。。


多くの事を語らないサリュートだから
理解に苦しむ所もあるけど

強がっていても
やはりどこかで家族を思慕していた?

スークに伝えた
君は僕に無いものを、持ってる。
地位でも名誉でも金でもなくて家族。
それが羨ましかった…
あの言葉は嘘偽りのない真実だと思う。

母親と母親の想いと、
育ててくれた義父や兄。
彼らを守れなかったことを悔い、
その為にも
フォークス機関を潰し
祖国のあるべき美しい姿を取り戻し
そこに住む善良な人達の生活を
守りたいと思ってたのか…。

その深く優しい想いが
揺るがない信念となって
サリュートを突き動かしていたのかな。


サリュートが命を失った事は
とてつもなく寂しくて辛い。

でも、彼が大きな成果を成し遂げて
満足して逝ったのなら
私には何も言う権利はない…。

荒野に佇む名もなき墓標
それが等しく人間の末路なら
産み落とされて
何に因りてその生を全うするのか
ただそれだけの事だ…。

自分の死を覚悟したサリュートが
雛森と二人のシーンで発した言葉。

どう死ぬかではなく
どう生きるかを
考えさせられる…。

サリュートが、
あとは自分で考えて
自分の生き方を貫いてみせろと
言われているような気持ちになる。

悠久の時に
いつかこの地獄にも光は差す…
と言ってたサリュートに

最期に光は差したのかなと
見る度に思っていたけど
その答えはジェームスが導いてくれたね。

ジェームスのブログの

あったじゃん光

から続く
サリュートに語りかける様な文章。

沢山の光に包まれて
彼が逝ったのなら……

スークに撃たれた瞬間の表情
満足げで、幸せそうにも見えて
とても美しかった…
スークに想いのバトンを渡せた事で
ホッとしたのかも知れない。

どうか、空の上では
争いの無い世界で
安らかに眠って欲しい……


これが、今回のストーリーでの
私の疑問と勝手に導き出した答えです。

きっと、
観た人の分だけ感想はあって
正解は無いのかもしれないし、
もしかしたら全く違うのかもしれないけど
自分の中でまとめてみないと
納得が出来なくて書いてみました。

考察とか苦手だし
観ててもちゃんと理解出来てるか
わからないけど
こんな考えもあると言う事で…。

読んで頂きありがとうございました。
昨日の大阪大千秋楽での光景…。

涙で滲んだ視界で見た二人のサクラの姿は、硬い絆と、お互いを想い合う深い優しさと友情で結ばれ、たくさんの愛に包まれていました。

廣瀬大ちゃんの、燈くんを想う優しいメッセージからの、花束を持ってメサイアスーツで現れた瞬間、そして泣きながらくずおれる燈くんと優しく背中をさする大ちゃん……。

その前のカーテンコールで、皆が挨拶するのを笑顔で聞いていた燈くんが、自分の挨拶の時に「一人で卒業することになるとは思ってもなくて…」と言った瞬間、涙を流していたのを見て、燈くんがどれだけ必死で、一人でここまで大ちゃんの想いも背負って頑張って来たのかをひしひしと感じました。

だからこそ、大ちゃんが現れた瞬間、緊張の糸が崩れたように、力が抜けてしゃがみこんでしまった燈くんを、会場にいる誰もが優しく、誇らしい気持ちで見守っていました。

片割れが居ない中での卒業ミッション。

一人で公演を担う重さと苦しさは今までのメサイア史上最も過酷だったんじゃないかと思います。

燈くんは体が傷だらけでぼろぼろになってても「いや、大丈夫です!」って、言ってたそうです。

今まで築き上げてきたメサイアの歴史や絆、そして何よりそこに居ない最愛の人である廣瀬大介の気持ちも一緒に未来に繋げるため、稽古から昨日まで必死で戦っていたんですね。

本当に、燈くん…よく頑張ったね。

普段はいつもニコニコ楽しそうで、お芝居も飄々とこなしてる様に見える燈くんの中に、こんなに熱い鋼の意志があることを改めて感じて、感動したし胸が熱くなりました。

大ちゃんが挨拶で話してくれたんですが、今回の暁乃刻について、自分の予定や状況が難しくて、出演も声の出演も最初お断りしていたそうです。

でも、そんな中、別の現場で一緒だった安里くんが、燈くんが一人でどれだけ頑張っているか、苦しんでいるか、伝えてくれたので心配になって、稽古を見に行き、そして、稽古場での皆さんの必死で頑張ってる姿に触れて、自分も力になりたいと思って、声だけでの出演という事になったそうです。

そんな淮斗の声を録音してたときに、演出の西森さんが涙を流してた……というのを以前のアフタートークで聞きましたが、そういう経緯があった上での、劇中の淮斗の声……。
最後に「まもる…」ってとても優しく呼び掛ける淮斗の声を思い出すと、また涙が溢れてきます…。

そんな大ちゃんにも、有賀、加々美のペアから、花束の贈呈があり、二人でお花を持ってセンターに立ってる姿を見ると、改めて感動で胸がいっぱいになりました。

大ちゃんは、声だけで出てる自分が、こんな場所に立つのは申し訳ないと言っていたけれど、いやむしろ、あなた以外にその位置に立てる人を我々は知りませんよ(笑)

燈くんが毎回、最後に舞台をはける時に、中央から少しずれて、大ちゃんの位置を作っているのを知ってるからこそ、最後にいてくれて、本当に良かったと思います。

白崎護、悠里淮斗、燈くんと大ちゃん、卒業おめでとう。

サクラにとっておめでとうという言葉がふさわしいのかどうなのか分からないけど、そして、もう二人の姿を見ることが出来ないのかと思うと寂しくてたまらないけど、、願わくばこれからもずっと、護と淮斗が永遠に一緒にいられることを祈ります。


ここまでは昨日の大楽での感想。

ここからは、暁乃刻全体の感想を書きたいと思います。

見た人しか分からない内容なので、DVD待ちの方や個人的感想には興味ない方はスルーしてください♪

悠里が失踪して、一人卒業ミッションに挑む白崎というストーリー、、今後は大ちゃんが出ないことを物語でどうオトシマエ(言い方w)つけて来るのかなと思っていまして。

初日は恐る恐る……という感じで観劇しました。

そして、きっと皆さんそうだと思いますが、想像以上にキツかったですね、、気付けば序盤から涙が止まらず、嗚咽を堪えるのが苦しくなるほどでした。

鋼の時は、ラストに向けて一気に奈落に叩き落とされる感じだったけど、今回のは、白崎が悠里を探して追い求める気持ちに入り込んでいる分、知らされる悠里の事実とか、明らかになる真実に揺れ動く感情が痛いほどに伝わってきて、本当に辛かったです……。

一番辛いのはもちろん白崎であり燈くんだけど、いつも笑顔を絶やさない燈くんが、今回は最初から最後まで苦しい表情で。
何度も涙してて。。

だからか、いつもカーテンコールの時の可愛い笑顔を見ると、こっちがホッとしちゃってました。

いつも燈くんの明るさには救われる…。

その名のとおり、人々の心に燈を与えてくれる素敵な笑顔でしたね。


【好きなシーン】
好きな所はいっぱいあるので選ぶのは難しいんですが、、敢えて書くとしたら…。


●白崎護が、悠里淮斗の真実の想いを知る瞬間。

チェーカーが、
「瀕死の白崎の状況を悠里に見せて、白崎を助けたかったら俺達の仲間になれと言ったのに、助けることを選ばなかった、悠里なら例え悪魔に魂を売っても白崎を助けることを選ぶはずなのに、だから殺した、メサイアなんて所詮そんなものだ」
なんて言って白崎に揺さぶりをかけるんですが…。

でも、それを聞いて、白崎はやっと悠里が何を思い、どれだけ白崎の事を想って命をなげうったかに気づくんです。

その時の、彼の表情がとても、、表現するのは難しいんだけど、すごく素敵だったんです。
不安や哀しみから、安堵と愛しさに変わっていく表情。

悠里を、親友であるメサイアを、なにも告げずにいなくなってしまった大切な人の心を、やっと取り戻したっていう気持ちが溢れていたんですよね。

チェーカーに痛め付けられてぼろぼろになりながらも、
「淮斗は約束を守ってくれたんだ!」
って泣きながら笑顔で言う白崎を、思い出すとまた泣きそうになる。。

悠里は、人工知能のネクロマンサーに自分の思考が融合出来ると知っていたから、チェーカーに深手を追わされながらも奈落に駆け込み、ネクロマンサーと融合して白崎を助けることを選んだんです……。

黒子さんが、
「あの時の悠里くんは白崎くんを助けることしか考えてなかった!!」
って伝える所もまた悲しくも切ないです…。

「護のことは僕が必ず守る」
っていう約束の通り、守り抜いた悠里の気持ちが、想いが……考えれば考えるほど切なくてつらいけど、本当に好きなシーンです。


●ネクロマンサーが悠里の自我を取り戻す。

人類から戦争を無くす事を最終目的としていた人口知能ネクロマンサー。

人は愛ゆえに人を憎み、戦いを起こす。

即ち、戦いを無くすにはすべての人類を抹殺するしかない、と世界中の核を作動させ、人類を滅亡させようとするネクロマンサーに、悠里の心を取り戻させようと、

「淮斗、そこにいるんだろ…?」

と、優しく語りかける白崎。

「俺たちが初めてチャーチに入った時
の事を覚えてるか?お前は必死に俺を助けてくれた……」

その言葉に、僅かに動揺する人口知能。

白崎の、
「俺たちは二人で一つの壊れやすいタマゴだ!壊れるときは一緒だ!だから、今俺がここにいるって言うことは、お前もそこにいるって言うことだ!」

という熱い言葉と表情が、今でもありありと思い出せる程に感動したシーンです。

白崎の言葉と、悠里が生きていた証であるデータをネクロマンサーに流し込む事でネクロマンサーは沈黙し、悠里の自我を取り戻しました。

愛は戦いを呼ぶかも知れない……でも、愛はもっと大きなものを動かすことができる…。
そう思ったシーンでした。


●サリュートがチェーカーを裏切る。

チェーカーの味方と思いきや、最後にチェーカーを銃で撃ち抜き海へ落とすサリュート。
「無様だね。」
って言う非情な所がめっちゃ好きですwww

サリュートが上から受けていた本当の命令は、チェーカーの抹殺とネクロマンサーの放棄だったそうで。

チェーカーが白崎に止めをさそうとした、その瞬間に背後からチェーカーを撃つサリュート。

とりあえず、悠里を殺したのがチェーカーだったと知ったからには、サリュートの行動には有り難みしか感じません(笑)

決して私がジェームスファンだからではなく、きっと誰もがサリュートのあの行動には拍手を贈ったと思う。

ただ、彼の行動は未だに謎で、その後の

「僕らは暁を知り、黄昏を越えていく」

というセリフが、サリュートの口から出てきたことに最初は驚きました。

案外今後のキーパーソンになるのではないかと……まぁ、希望的憶測ですけど(笑)


●有賀とサリュートとのサシでの戦闘。

いやもう、激アツでしょう!!

顔が似てるとか、某格闘ゲームで同じキャラを戦わせてるみたいとか、そういうネタは置いといても(笑)、凄くカッコいいシーン。

とにかくサリュートの剣の使い方と、舞うように優雅なのに力強い戦いかたがめっちゃカッコ良かった!

それに互角で戦える有賀もマジでかっけー!って思いながら、目が釘付けでした。

他のサクラ候補生の実力が物足りなかったらしく、
「こんなもんなの?」
と言ってましたが、有賀の事は最後に名前を聞く位お気に入りだったようです♪

これから二人がどう関わるのか楽しみ……だけど次で有賀卒業か……うーん、、どうなるんだろ(´-ω-`)


●加々美が、有賀さんは俺のメサイアじゃないんすか!!って逆ギレする(笑)

有賀の中に前のメサイアである間宮の影があることを何だかんだ言いながら気になってる加々美。

ちょいちょい名前を出すのは、間宮よりも今は自分を見て欲しいっていう感情の現れなのかな……なんて(笑)

自分が殺したはずの育ての親が生きていて、それに一人で対峙しようとした加々美と、そんな加々美になかなか正面から向き合えずにいる有賀。

深入りしようとしない有賀に、逆ギレして叫ぶ加々美が愛しくて可愛かったです。

ただ、その二人のやり取りと同時で白崎が悠里が死んだことを知ってしまうシーンが進行するので、正直どっちに集中すれば良いのかとても困りました。。

舞台上の動きが多過ぎて目が足りないのはメサイアでは良くあることですが、それは戦闘の時だけにして欲しい。
あのシーンは目だけじゃなくて頭も足りなくなっちゃう(笑)


●有賀が、ネクロマンサーに意識を乗っ取られている加々美を撃とうとするけど撃てない。

ネクロマンサーが、加々美を通して、有賀の動揺を見抜いて挑発するけど、結局致命傷は与えられず、
「俺は!!いつからこんなに弱くなった!!」
って叫ぶところ。

前のメサイアを自分の手で殺した過去がある有賀だからこそ、もう二度と同じ思いはしたくないという葛藤と苦しさが痛いほど伝わってくる、本当に辛いシーンでした。

ついでに、その後。
有賀が加々美ネクロマンサーに撃たれて倒れるけど、
「戻ってこい!いつき!!」
って下の名前で呼んでから一瞬加々美の意識が戻る。
最初の方でのアドリブ、下の名前で呼んでっていう微笑ましいシーンが、ここの伏線だったようです。

結局、有賀に致命傷を与えず、どうせ自分はすぐに加々美から離れるので、有賀と一緒にしてやるのが情け、というネクロマンサー。

そんなネクロマンサーに、Dr.TENが、

「悠里を取り込んでから人間らしくなった、チャーチのシステムを乗っ取ったのはネクロマンサーの意識の中の悠里淮斗が、白崎護に会いたいって思ったからなのでは?」

って言う所があるんだけど、そこがまた、、やっぱり悠里はそんなになってまで白崎の事を想ってるんだね……と、涙しちゃうシーンだったのでした。。

Dr.TENって、やることは腹立つんだけど、なんかちょっと憎めない、憎みきれない所があるんだよな。。


●有賀が加々美をとっさに庇って背中を殴られる所と、最後に意識が無い加々美を抱き起こしてずっと腕に抱えてる所。

どっちも有賀の加々美への愛がすごく感じられます。

私、本当は有賀間宮が大好きだけど、、何かもう今はこの二人を応援したくなるくらいお互いに必死な所が良いです。。


●サクラになった白崎の側にいる悠里。

ネクロマンサーと融合した悠里がスペクターに乗り移って白崎と一緒に戦い、

「一緒に夜明けを見よう」

っていう白崎に、

「そうだね、護」

って悠里が答えるシーン。

卒業しても一緒にいるんだなって思うと、とても嬉しいけど、でも、とても切なくて涙が溢れる。。

そして、ラストに一人で戦いに行く白崎が隣の悠里に腕を合わせる二人だけの合図から、駆け出す白崎と暗転のタイミングがむちゃくちゃカッコいい!!


【面白かったシーン】

●有賀と加々美の下の名前で呼んで下さい!日替わり。

加々美が、有賀に、自分の事は「いつき」って下の名前で読んで下さいって頼むんだけど、どうしても呼べなくて、
「いすんすん」って言ってしまう有賀。

加々美に「名字と名前みたいですね(笑)」って言われたり、言えない自分の頭を撃ち抜こうとして、慌てた加々美に気絶させられそうになったり(笑)

「い……つ…もその髪型どれくらい時間かかってるんだ?」
とか言ってはぐらかしたり。

大抵、練習してくる!って言って出ていくんですが、それを見送る加々美の、

「ありがとう、有賀さん」

って言葉が、本当に有賀の事が大切なんだなって思えて何か好き。

●今日の黒子さん

①システムクローズ。
白崎がチャーチのマザーコンピューターに悠里の事を聞いた後、黒子がシステムをクローズしようとするけど、オカマにはクローズ出来ず(笑)、理想の王子様がいつ現れるか聞いてすげなく、

「新規の情報はありません。」

と断られるシーン。

最後の方はアドリブが増えてて、
「加々美くんは、プードルに似てない?」とか、
「柚木くんは多部未華子に似てない?」とか、
ビミョーな線のネタを持ってくる所に笑えましたw

②黒子歌います!
有賀をくすぐって一瞬殺されそうになった後に、有賀加々美がすっかりメサイアらしくなってるのに嬉しくなり歌い出す黒子。

演歌、ロック、ポップス色んなバージョンがあるらしい。

このアドリブ、後の白崎の裁量で長さが決まるため、黒子さん結構ドキドキなはず(笑)
私が見た一回だけ、一言も歌わずに終わった時があった。
白崎は悠里の居場所が分からず必死な時なんで、黒子さん多少空気読めと思うw

他にも、ナニーを持ってる所とか、Dr.TENをスリッパで叩く所とか色々あるけど切りがないので割愛します(笑)

●有賀と小暮。
有賀のプライベートシステムを見てしまった小暮くんのアドリブ色々。

初日に、
「有賀さんはメンズノンノを見て髪型を変えた」
っていう情報を言ってて、影青イベントのトーク内でのおふざけが本当になってて笑いましたw

チャームポイントはお尻っていう情報から、お互いのお尻を触るっていう、意味不明なネタとか。

最終日は、女性スパイ100人に聞いた抱かれてみたい男ランキング一位だったって情報から、小暮くんが、
「実は僕も…」
って言かけたので有賀が、
「俺は興味ない」
ってそそくさと居なくなるんだけど、
「僕も有賀さんみたいになりたい……って言いたかったのに」
っていう小暮くん。

その他にも、
「最近自分のメサイアを下の名前で呼ぶ練習をしている」
という情報から、
「僕もじゅんと、下の名前で呼んで下さい、いえ、じゅんじゅんでお願いします」
って言う小暮君。

いつきは呼べないのに、アッサリ
「じゅんじゅん」
って呼ぶ有賀。

意識してない相手は幾らでも呼べるって事ですかね?
中学生の恋愛見てるみたい(笑)

なんですかね、この二人を我々はどう扱ったら良いんですかね?σ( ̄∇ ̄;)
三角関係?もしくは間宮入れた複雑な四角関係?(笑)

そして、色んな意味で有賀のキャラが崩壊しかけてたけど、大丈夫なのかしら?(笑)

面白いシーンと言っても大爆笑するとかではなく、切なくて苦しい暁乃刻のお話の中で、時々ほっこりしたり、息抜きをする瞬間を与えてくれたシーンが多かったです。


【気になるシーン】

●サリュートの口パク、何を言ってるのか気になってる。
●小暮君の、一嶋さんへの警戒?彼は何を知ってるのか。。
●御池君の、「僕と一緒だ」。彼も深いものを抱えていそう。
●周グエン君の出自。周との関係。
●加々美の頭の中のチップの行方。
●おっきーさんのいじられ方(メサイア関係ない、笑)
●ジェームスの今後の髪型が短くできない件(メサイア関係ないpart2)

等々。
他にも上げれば切りがないくらい沢山の見所や想いが詰まったメサイア暁乃刻でした。

思えば紫微ノ章で白崎と悠里がメサイアスーツで出てきたとき、スーツを着ているというより、着られてる二人がとても新鮮で可愛くて、思わず笑みがこぼれたものでした。

それが、影青、翡翠、深紅と続く度に馴染んで沢山の歴史を刻み、ついに卒業となりました。

パンフレットに書いてあった演出の西森さんの言葉。

メサイアは一つの役に一つの俳優というスタイルを貫いて来たと。
だからこそ、役に本人の生きざまが沁みていくのだと。。

読んでない人は是非とも読んでみて欲しい。

長く続いている作品だからこそ、その役者一人一人の歴史も刻まれて、物語に深みが増し、そして私たち観客としては、それぞれに愛着が沸いてくる。

今回の燈くんと大ちゃんも、役の垣根を越えて互いを想い、支え合っていたんだなって、昨日の二人の姿を見て凄く感じました。

これからの物語に燈くんや大ちゃんの姿を見られない事がとても寂しい。

今はとても大きな喪失感を味わってます。

でも、きっと彼らの背中を見て、追いかけて来た人や支えていた人たちが、後を継いで想いを繋げて行ってくれるのだと、信じて応援し続けようと思います。

さて、こんな長い感想と言う名の駄文をここまで読んでくださった方、お疲れさまでした(^_^;)
切りがないのでそろそろこの辺で閉めますね。
本当に、ありがとうございました。