本紙日曜日付の将棋欄で
出題者を務める森内俊之名人。
先日渡部明竜王との頂上決戦を制し、見事、二冠に輝いた
43歳での竜王就位は、史上最年長.
将棋の愛好家には高齢者も多く
意外に思う方もいるかもしれないが、実は
25歳がピークとも
25歳がピークとも
言われる世界。
体力はもとより、記憶力やひらめきなど
、勝負に求められる

要素の多くは、若さがプラスに働くと言う。
16歳のプロデビュー以来、華々しく活躍してきた森内二冠自身
41歳の時初めての年間負け越しを経験した
加齢の壁を打開する方途はどこにあるのか。
本紙「スクラムトーク」に
登場した際、答えている。
「たとえ年齢を重ねても、新しいことにチャレンジし続ける柔軟さ、
若いから学んでいこうとする意欲、謙虚さが大事。
年齢を問わず、若々しい棋士は強いです。」
今回の栄冠は、有言実行の成果であろう
大歴史学者のトインビー博士が
ラテン語の「ラポレムス
」――さぁ、仕事を
続けよう
をもっとーとし、80代になっても



毎朝必ず午前9時に机に

向かったのは、有名な話。
対談を通じ、39歳も若い池田名誉会長に学ぶ姿勢を貫いた
年を重ねても謙虚に学び
戦い続ける。
その姿勢こそが人生を生き生きと
歩む要諦である
