真心が光る

希望と幸福の源泉だ。
皆で朗らかに集い 新たな勝利へ前進

祈り方には二つある。
相手を思い通りに動かそうとする祈り。
もう一つは、相手の幸せのために
支えていこうとする祈り。
後者こそが、まっとうな祈りと言えるだろう…
ある教育本部・町田順司さんの誌上
セミナーは示唆に富む。
クラスをまとめるのに孤軍奮闘。
が、生徒は応えてくれない。
手痛い挫折の経験も。
唱題に励むうち
『相手を思い通りにしたい』との
気持ちで

生徒に関わっていた



自分に 気付く。
以来、『自分のための生徒』ではなく
『生徒のための自分』を志す
ようになったという
幸福は誰もが望む。
しかし“自分の幸福”を追求しては
ならない、とカントは考えた(〔人輪の
形而上学〕) 。
目指すべきは《自分の完全性》と
《他人の幸福》である。
相手の幸せを祈りつつ、自らは鍛えと
向上の日々を歩み抜く生き方だ…
そこに、おのずと自身の幸福境涯も
開かれよう
これが逆になると、人の世は悲劇に陥る。
つまり、相手のみ完全性を要求し、
それにより自分の幸福を実現しようする
やり方だ…
どんな難問に直面しても、まず
自分が変わろうとする腹を決める。
それが、自他共の幸福を目指す
人生哲学だ。
爽やかな風に包まれ、さあ、自分自身の
新たな〔人間革命〕へ

