9月半ばに1年半振りに日本へ一時帰国

狙ったわけではないけど…

ココの3回目の命日を日本で迎えることが

出来ました

特別なことはしなかったけど

ココが旅立った家でお線香をあげてココを想って

過ごす時間が持てて嬉しかったです

ただ一つ残念だったのはまだ金木犀が咲いてなかったこと…今年は遅いのかな?



ココが旅立った日…

咽せ返るような金木犀の香りに包まれて

ココと一緒に最後の散歩

思い出をポツリポツリ…あぁもうココはいない…

ココは返事してくれない…そんな現実に震えながら泣きながら夜道を歩いた



今日、玄関先で

あれっ?と振り返ったら

銀木犀が静かにそっと咲き始めてた

橙色ではないけれど…ココが遊びに来てくれたみたいに思えて…ひとり微笑んでしまった

Hello, Coco


アメリカの私が住む地方は7月から雨が全く降らずひどい旱魃が続き…

周辺の木々の葉もハラハラと舞い散り

踏むとパリパリと音がするほど…

ようやく雨が降ったのは

私がアメリカに戻った日の早朝

かなりの雨量があったらしく停電も半日くらい続いていたとのこと

その後みるみる周囲の緑が息を吹き返し始め…

お腹を空かせ切った鹿達が夢中で草を食む姿があちこちでみられるようになった

でも鹿が見れると言うことは道路近くにまで出て来ていると言うこと

可愛い姿を見るたびに道路には出て来ないでねと

手を合わせて心から祈った

もちろん私の願いなど届くはずもなく…

帰国後2週間ですでに5頭の亡くなってる鹿を

見た

本当に辛い…

ただひたすら祈ることしか出来ない自分がいる…


この夏に庭先にやって来た鹿さんファミリーを

部屋の中から隠し撮り

(写真の上の部分のユラユラしているのはブラインドです…)

カラカラの夏を耐え

やっと咲きかけたバラを本当に見事にすっかり

鹿さん達に食べられてしまったけど…文句は言わないよ

その代わり…お願いだから道路に出ないで…



一年半ぶりに再会した家族が迎えた元繁殖犬

シュシュはなんとなく私を覚えていたらしく

そばに寄って来てくれた

よかったよかった…


また会いに行くからね…


ココ、10月はココにさよならを言った月

ココがお空へ旅立った月…

ココのいなくなった毎日に慣れては来たけど

それでも今ここにココがいてくれたらな…って

思うことがたくさんあるよ



ココの写真が増えていかないのは悲しいけど…

ココとの消えていかない思い出はいっぱいいっぱいあるよね


朝お腹が空くと濡れた鼻で寝ている私の顔を

ツンツン突いたよね…そんなことを最近思い出していたよ…


ココ、ココに会いたいな…