昨日兄の葬儀も終わり、家に帰ってきましたが・・
誰もいない家に一人・・寂しくて、寂しくて仕方ありませんでした・・
そして兄を亡くした喪失の悲しみが、大きな波のように私に何度も
押し寄せてくるのです・・
思い返せば兄は晩年、病気との戦いでした。3年前に胃ガンの手術をし
2年前には、心臓の血管が切れ大手術を、昨年はヘルニアの手術と・・
ここ数年、薬とは縁が切れない生活を余儀なくされていました。
辛いリハビリにも耐え、ようやく歩けるようになったのでした・・
そして12月27日入院した時は元気で、一か月で退院できると思って
いたのに・・・本当に残念でなりません・・
25日に通夜があり、兄は眠ったように安らかな顔でした。
私は思わず「お兄さん起きて!」と叫んでしまいました・・
こうして兄がいなくなってしまったという、喪失感・・言葉では
言い表すことは出来ません・・
そして兄嫁が話してくれた兄とのメールでの会話・・
兄嫁は兄についてこう話していました。
今までの兄なら「あれを持って来て欲しい、これを持って来て欲しい」
と我がままを言っていたのに、今回の兄は、兄嫁にメールで何度も何度も
「御免な、御免な」と謝っていたらしいです。まるで自分の死期を
悟っていたかのように・・
悲しみを消化するには時間がかかります、心が癒えるには数カ月
いや、何年もかかるかも知れません・・それでも残された私たちは
生きていかなければなりません・・全て時間が解決してくれるまで
待つことにします。