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ザテレビジョン

 

東方神起、節目の年に世界初の「オンライン適合型コンサート」開催!世界への力を見せつける

2020/06/04 21:51 配信

 

2020年に日本デビュー15周年という節目を迎えた東方神起が5月24日、オンラインライブ「TVXQ! - Beyond the T」を行った。

 

ANDROID」など日本語曲も披露

東方神起のほかSUPER JUNIORなど、日本でも人気の韓国出身アーティストが行った「Beyond LIVE」。このライブは、彼らが所属するSMエンターテインメントとNAVER社がタッグを組んだサービスで、AR合成技術などを駆使した世界初の試みとなる「オンライン適合型コンサート」だ。韓国から動画配信サービス「NAVER V LIVE」を通じて生配信され、約2時間半、世界中のファンが公演を楽しんだ。

 

世界中に生中継されたこの日のライブは、世界中の東方神起ファンが画面上で待機する映像からスタート。オープニングナンバーは、韓国4th アルバム『MIROTIC』のリード曲であった「呪文 - MIROTIC」。東方神起を語る上で欠かすことのできないダークな世界観の人気曲からの始まりは、瞬く間に観る者を虜にする最強の力を放った。

 

母国語での歌唱で間

髪入れずに届けられていくライブは、韓国での彼らのライブを楽しんでいるような気分に…。そして中盤には「ANDROID」「明日は来るから」「Trigger」などなど、日本語曲も披露。日本のファンを熱狂させた。

 

“遠くにいても近くに感じられる”ライブ

MCでは、世界各国に向けて多言語でのメッセージを寄せた2人に、ファンたちから大きな歓声が!ライブ会場のLED画面には世界中のファンの顔が映し出され、Q&Aコーナーではユンホ、チャンミンがファンとの会話を展開。2人は韓国語、英語、日本語、タイ語を華麗に操り、世界のファンの質問に答えていく。

 

まさしく、“遠くにいても近くに感じられる”というコンセプトを持った「Beyond LIVE」の意味を体感させられるものとなった。

 

そんな配信ならではのライブを、より立体的に魅せてくれたのは、ARエフェクト機能を使ったリアルな映像演出だろう。宇宙や星空をバックに3Dのクジラがゆっくりと2人の近くを浮遊するダイナミックな映像に圧倒された。

 

この日、彼らは全14曲を披露。最後に選んだ曲は、韓国2th アルバムのリードトラック「Rising Sun」であった。この曲もまた、東方神起という名を日本で絶対的な位置に押し上げるきっかけとなった1曲だ。

 

最後まで世界中のファンを酔いしれさせた東方神起。“生配信”という今までにない環境で展開されたライブは、まだまだとどまることを知らない彼らの勢いを、より深く感じさせるものだった。

 

 

文=武市尚子