(翻訳)TVXQ Drip様 http://tvxqdrip.com/multimedia/81224
GRAZIA KOREA https://www.smlounge.co.kr/grazia/article/42431
COVER STORY
チェガンチャンミンの夏
August Diary 深く、青い波のように静かなチャンミンの夏の時節
プーケットは初めでしょう。どうですか?
来る前にはプーケットが雨期だと聞いて心配しましたが、雨どころか凄くいいお天気で幸いでした。以前バリに行ったこともありますが、バリとはまた異なる安らかさがありますね。最近は個人的な考え事も多いし、心的にも複雑でしたが、なにも考えずに綺麗な空を楽しむだけでもとっても楽しかったです。食べ物も凄く美味しかったし(笑)。
最近は撮影のためニューヨークにも行って来たり、以前にはヨーロッパにも行ったこともありますね。チャンミンが思う旅行の魅力は何でしょうか。
キム・ヨンハ作家さんのエッセイーの中に「家」についての文があります。家は一番安らぎを感じる場所であり、ねぐらのようなのは確かですけど、その家で感じた感情の中には安らかさだけがいるわけではないという内容です。
人によっては家にいるとき感じる憂鬱とか悲しさもあるし、日常に疲れた「自分」をまともに実感したりもしますね。
旅行は暫しの間そのようなネガチブな感情達から僕を解放させてくれる逸脱だと思います。なじみのある物達から一歩離れてまったく異なる世界で異なる時間を過ごせるのが旅行の魅力ですね。環境が変わり、食べたことのない食べ物を食べて新しい文化を経験してときめいたり、生き方についての新しいインスピレーションも得たりと。。。
料理も好んでやってますね。最近のSNSをみたらプレーティングも立派でびっくりしました。料理はいつから趣味になりましたか?
16年近く仕事をしながらいつも僕の存在理由をステージの上から捜し求めました。僕が歌い踊る姿をみて熱狂して喜ぶファン達が僕の一番の存在理由だと思います。今もなおこの仕事をやりながら遣り甲斐も感じるし、大きな愛を頂いていることに感謝してるし。その一方で「料理」はステージよりはもう少し個人的な遣り甲斐があることです。ス
テージの上から感じる大きな喜悦とは全然ちがいますが、料理が上手く出来上がったら僕一人で些細な満足を感じたり、どうやったらもっと美味しくつくれるか、もっと綺麗に盛り付け出来るか工夫もしながら「こうやっても楽しいんだ」と(料理は)教えてくれます。
両親が10日間ほど海外旅行に出かけたことがありましたが、僕がこれでもオッパ(兄)なので妹達にご飯を作ってあげました。ところで本当に美味しく食べてくれたんです。僕の錯覚ではなく本当に(笑)。食事を終えた妹達が御馳走さま、美味しかった、と言いましたが、このような方式でも自分の存在価値を確認できるんだと思いました。
人って褒められるともっと上手くなりたくなるんじゃないですか。ハハ、本当にじいんときましたよ。
料理に興味をもつようになると食器やプレーティングにも自然に興味をもつようになりますよね?
あ、そうです。初めて独立(一人暮らし)したときは母が食器や基本的な物達を取り揃えてくれました。僕も何気なく持っている食器におかずとかを盛ってたべました。
最近、簡単なカプレーゼのようなものをつくるときも「もっと可愛い器に盛るともっと見栄えがいいだろうに」と思うようになりました。これって装備欲ですよね?ハハ。最近は器などよく探してますが、まだそれほど買ったりはしません。母が寂しがると思うので(笑)。少しずつ買い集めています。
プーケットにも本を持ってきましたね。休む暇暇に読書を楽しむようですが、どのような本をよく読みますか?
実は小説は多くは読まないし、人文学の書籍やエッセイーをよく読みます。僕は僕自身に集中しながら生きたいからです。しかしこの頃はあまりにも多くの情報がスマートフォンの中から溢れていますね。変化も速いし。
そのようなものに僕が容易に巻き込まれることを警戒しています。たまに僕自身がささいなことに揺られたり迷うときは、誰かの生き様を深くのぞいてみたり、人間を探求した本を読むと自然に心を引き締めることが出来ます。
僕の心をなだめているとも言えますね(笑)。
日記も書いてますね。自分のもの語りを本にしたいと思わないですか?
実は思ったことはあります。面白そうだったから。僕が旅行で感じだ感情とか経験について書いた旅行集が出るんだったら、他の種類の本よりは、読者たちがもっと気楽にうけとめてくれるんじゃないかと思っています。
日記も毎日ではないけど、出来ればたゆまずに記録するつもりです。
その当時に感情的に書いた書き込みも、後で読み返すと少しはもっと客観的に感じられます。だからかこの頃書いた日記類は、凄く客観的です(笑)。
今思い出せる日記をひとつ話してくれませんか?
あ、そうじゃなくてもさっき、インタビューの前そっと隠してたのが日記帳です。お見せすることは出来ませんが。
後々読み返す日記は一つあります。コンサートのたびにファン達に必ず感謝の気持ちを述べますが、当時はその感情が真心でも、その言葉の大きさを現場では計り知れないですね。
でも日記で書くと、じっくり顧みることが出来ます。
期待に胸を膨らませて、電車に乗って来て、長い時間外で待機してから入場する姿。また、同じ空間で心が一つになってステージを楽しむ姿。
このようなものを想像しながら書くと、感謝の気持ちがもっと大きく感じられます。
だからこのような日記が個人的には好きです。
30代前半のチャンミンと、その周りの人々はどのように語り合うのかも気になります。ご自分が一人で思っていることとはまた違う話を交わしますね。
実は僕は、友達にあまり会わなかった時期がありました。共感帯があまりないと思った時期があったのです。
ところで友達っていうのはですね。物心がついてなかった時代の思い出を、お酒の肴に盛り上がり、お互いの悩みだったり、生き方は異なっても、ただの生きていく話をすること自体が気休めになります。話はみんな、本当に異なるんですよ。たわいない話も多いし(笑)。
でもこの頃は、そんなこと自体に凄く安心します。
話しあえばあうほど自分自身に厳しく、また沢山の思索もする性格だと思われます。ご本人もそう思いますか?
ハハ、なにせ幼かった頃から、謙遜しろ、自重しろ、節制しろと言われながら育ったもので。あ、勿論親のせいにすることではないですよ(笑)。前に出る性格ではないし、僕が偉いと思うことも決してありません。
時間が経つほど僕より格好良く、もっと上手な人々が現れますね。
そのたびに「僕は代替不可欠な人なんだろうか?」と思うと、そうではないんです。だから時間が過ぎても、僕はずっと発展しながら学ぶ姿勢で臨むべきだと思っています。だからもっと沢山思って、謙遜になるよう努力していると思っています。慢心すると大変なことになるから。
大変なこと(?)にならないように最近なにを習っていますか?
若く生きること?ハハ、実は以前僕は年もそんなに離れてない僕より若い子たちを見ながら「もうあんなに上手いんだ」と思ったりしましたが、この頃は本当に10代が専門分野のメジャーに位置づけていると思うようになりました。
ビリー・アイリッシュもそうですね。一体どのような環境からどのような刺激をうけて育ったんだろう、まわりからどのような影響をもらっているのかな?と思いますね。
だからSNSもしたり、あの人たちが使うエモーティコンも検索してみたり、スラングのようなものもときには検索してみます。
ハハ、僕も主流に便乗しないと!
東方神起も今までの神秘主義を減らして最近はバラエティにもよく出演しながら真率な姿をみせていますね。大衆に親しく寄り添うと思った切っ掛けがあると思いますが。
僕もユンホヒョンも自らもっと見せるべきだと感じます。時代は変わりましたね。
以前は逆に神秘主義で通れたかも知れませんが、隠したものはもっと気になるんじゃないですか。
いまは様々なコンテンツを提供しないと、人々はすぐに新しいものを求め離れます。
皆さんが気になるものにはすぐ近寄ることが出来て、僕たちがもっと早く多様な姿をみせたら良かったのに惜しいです。
今にもお見せできて良かったと思います。僕たちも今よりもっと愛されるためには努力しないといけません。
JTBCの<糧食の良識>の放送を控えていますが, 見所を教えてください。
多方面の専門家たちと一緒に撮ったので、本当に多くのことを学びました。
この頃はウェブで検索した情報だけ習得しますが、溢れる情報のなかから、いざ、まともな情に接する機会は余りないのがこの頃の時勢だと思います。
でも、<糧食の良識>は一緒だった方々が文化と歴史、料理など全ての方面から教えて下さったのが多くて凄く楽しかったです。
例えば私たちが靴を買うときはこのブランドのネームバリュー、値段、デザインのようなものは気にしても、このブランドについての隠れた話とか、ヘリテージのようなことはじつはあまり知りませんね。
そのような雑多でも有用な知識たちを知っていくことがこの番組の魅力だと思います。また旅行をしながら明らかになる出演者たちの性格も見所です(笑)。
やってみたいバラエティーがありますか?
あ、僕はいつもEBS(教育放送)の<最高の料理秘訣>です(笑)。
僕が冗談でトゥギ兄さんにいつその番組から降りるのかと聞いたことがあります。ところで兄さんが「僕はこの番組一生やるから。凄く好きなんだ」と言ってるんです。ハハ。
下半期も頑張りますよね。予定の計画とかあります?
これから公演と海外プロモーションで目まぐるしく忙しくなります。
そして家族ともっと多くの時間を共に過ごすため努力するつもりです。家族と休暇に行ったらどうかな、何処が良いかを悩んでいます。
CONTRIBUTING EDITOR :최한나 CHOI HANNA
PHOTOGRAPHER:김혁 HYUK KIM
HAIR: 이지(제니하우스) EZ (Jenny House)
MAKEUP:최선혜(제니하우스) CHOI SEON HYE(Jenny House)
STYLIST: 김세준 KIM SEA JUN
LOCATION:Paresa Resort Phuket
PRODUCTION:AAC(All About Contents)
GRAZIA KOREA 2019 AUGUST
発売日:2018年7月18日
ISSN:2287-9048