ひたすら後悔ばかりで | ‡downydeceit‡

ひたすら後悔ばかりで

時間が戻せたらどんなにいいだろうと、考えなかった日はなかった。
後悔ばかりの日常で、極自然と湧き出る望みだ。

悔しくて悔しくて、何も変わらない、変えられない自分が酷く憎くて、涙が出るほど大っ嫌いだ。
殺しても足らない。私がいなくなってそれで失ったものが戻ってくるなら、何度だって私を消してやるのに。



空に伸ばす手ほど虚しいものはなくて、いつだって、ただ悲しかった。

伸ばす先には、何もない。


胸の奥の淀みが、この上なく甘美で、愛しくて、求めるあまりの狂いなら喜んで受け入れる。

喜んで狂人と化そう。


狂った先の未来なら、もうどうだっていいんだもの。



何も、変わらないんだから。