息子ができたのは6回目の採卵で凍結できた初期胚二個のどちらか。
不思議と妊娠出来てる気がしたものです。
直前の移植で化学流産を経験。
初めて見た判定線に喜んだのも束の間、濃くなってると信じて病院からの陽性判定の翌日再度検査薬をして真っ白だった時のなんとも言えない気持ち。
やっぱりね。って言った奥さんの少しの強がりとか
陽性貰って世界が一気に広がったって言っていた言葉とか
すぐにはまた頑張ろうとか簡単に言えなかったな。
胎嚢確認、心拍確認。
ネットで調べすぎてたから心配で心配でいたたまれなかった。
やっぱりねってまた聞きたくなくて。
一緒に確認に行けなくて電車の中でLINEと睨めっこ。
大丈夫だったと聞いた時のことは今でもよく覚えてる。
トクントクンって音を聴くためにエンジェルサウンズを買って毎日聴くのが日課だった。
へその緒で遊びすぎてないか心配だった。
クアトロ検査もした。
問題ないって聞いた時には安心もしたけど産まれてくる子になんだか悪いことした気分になった。
照れくさいけどお腹にも話しかけた。
パパの声を産まれる前から聞いてないと抱っこしても泣き止まないなんて聞いたから。
胎児ネームはチビ太。
二人目はポコ太になりそうだよ。
いつも健診に行く度順調で週数通りの大きさだったね。逆子になったこともないし、ママは一度も出血しなかった。
つわりもそこそこ。なんていうと怒られるかな。
予定日の前日に産まれた息子。
パパのお休みの日にちゃんと出て来てくれたから無事立ち会えた。
初参の割に超安産。
安産って言われると複雑ってママにまたいわれちゃうね。
産まれた瞬間にパパ似だね！って。
むくんだ顔で舌をペロペロしてた我が子。
えー！？失礼な！なんて思った笑
今ではお世辞でも可愛いって言われる度、パパ似なんですよー。って心の中で思ってる。
息子は大きくなったら嫌がるかな。
一年前ソワソワしながら奥さんの実家に朝イチで向かったタクシーとか
保育器に入ってる息子をガラス越しに見た日のこととか
不妊治療で大変だったこともその後の子育てのよろこびとかも色褪せないようにアルバムにいっぱいつめて宝物にしてます。
不妊治療していた時の辛い記憶は色褪せてしまい、あの時辛い気分にさせていたあの人に自分がなっているような気がするときもある。
友達の妊娠に喜べなくて
芸能人の妊娠を聞いては前から嫌いだったみたいに毒付いて見たり
マタニティーマークを見たくないくせにいち早くみつけてみたり
自己嫌悪との闘い
男でも僻みまくってた。
不妊でまだ結果が出ない方に頑張れなんてとても言えなくて
頑張りすぎないで
でも後悔しないで
なんとなくまた最近
判定日やらで検索してみなさんのブログを見て書いてみたくなったことをつらつら書いてしまいました。