5/18(金)
シニアのサークルのお友達4人で大磯に出掛けました。
気候の良い時季ですから、お散歩代わりに出掛けましょうと話していたところ
メンバーの一人のSさんのご先祖様が彫ったという仏像?が澤田美喜記念館に
展示されているらしいので、生きている間に観ておきたいという事だったので
シニアのサークルの仲良し4人組の大人の遠足となりました。
最寄り駅で待ち合わせ、快速電車で藤沢に向かうが、1席しか空いていない座席を
4人で譲り合っていると、座っていた若者が席を譲って下さり 4人とも座ることが
できた。ちゃんとお礼を申し上げて座ったが、『私たちの顔に席譲って!』と書い
てあったのかと気になった。
記念館は駅前なので、タクシーで、旧吉田茂邸(大磯郷土資料館別館)を訪ねた。
2009年漏電が出火の原因だったらしいが、母屋が全焼した。
その後 歴史を語る邸宅と日本庭園を残そうと再建され、2017年4月から公開され
ている。
数寄屋造りの225坪の建物です。火災に遭う少し前から建物の採寸中で、再建する
ための準備をしていたので、スムースに建築できたのだとお聞きした。
建具の大きさが普通ではなく縦横共に大きく驚く。規格外?本当の注文住宅ですね。
ローズルーム・楓の間・金の間・銀の間・書斎が再現されている。
掘りごたつの書斎にびっくりしたが、首相官邸直通の頃の電話が置かれていた。
直通 故 ダイヤルはなかった。
金の間は客用の応接間で、富士山と相模湾が一望できる造りで、とても贅沢な部屋に
なっていた。国内外の要人を招いての宴が催されたローズルームは防音にも気をつけ
壁がクッション性のある皮張りブロックになっている。
霞んでいて富士山は見えなかったが、相模湾は穏やかの海を見せていた。
帰りもタクシーで大磯駅まで行き、駅前にある予約をしてあった懐石の料理屋さんで
お昼食にした。お昼の懐石だったので4000円でお釣りがあったが 夜だと8000円位
するのでしょう。お味も良かったが、とても美しく包丁が入っていて、あんな細かい
千切りは出来ないわとウドの千切りや大葉の千切りに驚く主婦でした。
カツオもたたきではなくお刺身になっていたのは、鮮度の良いカツオだからでしょう
お食事の後は道路を渡った直ぐ前にある。澤田美喜記念館を訪ねた。
シニア料金(400円)で入場でき、案内の方から説明を受けた。
孤児のために働いた澤田美喜さんのもう一つの功績の隠れキリシタンの遺物をコレク
ションがあり、記念館には それが展示されていた。
Sさんのご先祖さんが彫ったという像が他の2像と一緒にウインドウの中にあった。
島流しの時に拾った流木で彫ったというキリストの像なんでしょうが、弾圧を受けて
いた時節柄、仏像という感じがするが、どこかに十字が彫られるか、キリスト像が隠
されているのでしょう。
Sさんは遠い祖先に出会えた気がすると言って写真に撮っていた。
現在 隠れキリシタンの遺物を世界遺産にして 保存しようという動きが九州にある。
五島列島に住んでいた50年前の友人から、弾圧や隠れキリシタンの話を聞いたこと
があったので、興味深くコレクションを見たが、これを集めた澤田美喜さんは大変
だったことでしょう。
“魔境” を解説しながら見せて下さった。普通の鏡のようだが 光を当てるとキリスト
像が映し出される。ローマ法王に同種のものを献上したという。
現在はこのような鏡を作れる人はいなくなってるらしい。
金属の踏み絵や紙の踏み絵も展示されていたし、白磁のマリア観音像もあった。
もう1か所 島崎藤村が晩年を過ごしたという旧島崎藤村邸を見学した。5分程で着く
というが中々着かなかったのは線路際の道でなく大通りを歩いたためだった。
思い込みが強い年齢ですから… 着いたところは昔の家を思わせる建物だった。
帰りは、駅前のお店でお土産に「生シラスとさつま揚げ」を買って夕食は手抜きです
帰りも4人組のシニアには席を譲って下さる若者がいて、座って帰ることが出来たが
やはり 席譲っての顔になっていたのではないかと、謙虚に反省するが 楽に帰ること
が出来ました。席を譲って下さった方々に感謝し、大人の遠足から帰路に着いた。