memories of soul

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バレエやフィギュアスケートなどの鑑賞記録などを書いていこうと思っています。

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仕事が忙しい中ではありますが、お休みを頂き念願のK-Balletの「シンデレラに行ってい参りました

当初は日帰りの日程を考えていたのですが、私や奥さんの持病のこともあり、無理のないスケジュールということで、1泊2日の東京旅行久しぶりの夫婦でバレエとバレエ談話、ネット上での友人との出会いがあった本当に充実した2日間を過ごすことができ感謝です

#14:00公演 キャスト ------------------------------------------------
シンデレラ:荒井祐子
王子:橋本直樹
仙女:佐藤圭
シンデレラの義姉妹:岩渕もも、湊まり恵
継母:ルーク・ヘイドン
バレエ教師:伊坂文月
美容師:愛澤祐樹
靴職人:長島裕輔
仕立屋:小山憲
宝石商:池本祥真
4人の妖精:(バラ:神戸里奈、トンボ:日向智子、キャンドル:白石あゆ美、ティーカップ:森絵里)
4頭の雄鹿:秋元康臣、浅田良和、ビャンバ・ボット、西野隼人
4人の王子:秋元康臣、浅田良和、ビャンバ・ボット、西野隼人
2人の道化師:北爪弘史、井澤諒
大きい騎士:ブレンデン・プラトーリック
小さき騎士:酒匂麗
式典長:ニコライ・ヴィユウジャーニン
2人のオレンジガール:並河会里、松岡恵美
オレンジマン:スチュワート・キャシディー

#18:30公演 キャスト ------------------------------------------------
シンデレラ:浅川紫織
王子:遅沢佑介
仙女:佐藤圭
シンデレラの義姉妹:松根花子、前田真由子
継母:ニコライ・ヴィユウジャーニン
バレエ教師:伊坂文月
美容師:愛澤祐樹
靴職人:長島裕輔
仕立屋:小山憲
宝石商:池本祥真
4人の妖精:(バラ:神戸里奈、トンボ:日向智子、キャンドル:白石あゆ美、ティーカップ:東野泰子)
4頭の雄鹿:秋元康臣、浅田良和、ビャンバ・ボット、西野隼人
4人の王子:秋元康臣、浅田良和、伊坂文月、西野隼人
2人の道化師:北爪弘史、井澤諒
大きい騎士:ブレンデン・プラトーリック
小さき騎士:酒匂麗
式典長:小林由明
2人のオレンジガール:並河会里、松岡恵美
オレンジマン:スチュワート・キャシディー
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マチネの公演では荒井さんのシンデレラがすばらしかったです。執拗な継母や義姉妹からのいじめに対しても凛として清らかな心を持ち続ける。たくさんの苦しいことも悲しいことも、心にしっかりと芯を持ち自分の与えられた仕事を丹念に進めていく。
ただ、言いつけを守るのではなく、正しい事に対しては勇気を持って愛情を持って接する事によって、彼女はシンデレラとしての徳を積んでいく。
決して見返りを求めてではなく、心からの無償の愛の心、人をねたまない、憎まない清らかな心があったが故に仙女の手によって、「舞踏会にでる」という恩寵を享受することができたのではないか?
まさに熊川哲也監督のおっしゃられた「シンデレラは一夜にしてシンデレラになったわけではない」という舞台の根底に流れる精神が伝わってくるシンデレラでした。

1幕ではシンデレラの心境が手に取るように伝わった素晴らしい舞台でした。また、特筆すべきは、義姉妹のバレエの練習のシーンにて、通常ならオケピットで演奏されるシアターオーケストラ東京のバイオリニストさんが舞台上で、生演奏をし、それにあわせて義姉妹とバレエ教師を演じる伊坂さんがコミカルかつ高度な演技が素晴らしかったです。

マチネは最前列の中央という素晴らしいお席で拝見させていただき、ダンサーの表情や舞台装置のディテールをはっきりと見ることができ、感動的でした。暖炉の火が本物の炎を使っているのには本当に驚きました

ただ、残念なのは、全体的にまとまりに欠けた舞台となっていて、感動はしながらも、脳裏に余計な事がよぎることが多い(集中し切れなかった)舞台でした

その中で、高知のバレエ友達が声をかけてくださったおかげで、当日券待ちの列に並ぶ事ができ、キャンセル待ちで19列という良席をGet
チケットは予定外の出費(T_T)になりましたが、ソワレを観る事ができて本当に良かったですo(^o^)o
高知のバレエ友達には本当に感謝です

ソワレのシンデレラは浅川紫織さん
以前に眠れる森の美女でリラの精を踊る彼女を見てから、惚れ込んでしまいました。K-Balletの中でお気に入りダンサーの一人です

荒井さんのシンデレラは芯のしっかりとした凛としたシンデレラでしたが、浅川さんのシンデレラはもう少し人間くさい、ある意味より情感豊かなシンデレラで、継母や義姉妹からの苛めに対する悲しみにはより涙を誘われました。荒井さんのシンデレラの方がより高貴な感じがしました。そこは好みの問題と私の場合浅川さんメガネを掛けていたので・・・(^^ゞ

王子とのパートナーシップについては、遅沢王子と浅川シンデレラは本当に二人が恋をしているように見え、技術的なサポートでも遅沢さんのサポート技術光り、自然でサポートを意識させない素晴らしいものでした。いつもはカーテンコールにならないとブラヴォーといわないのですが、このときは思わずブラヴォー!と叫んでしまいました
遅沢さんは昨年の梅田芸術劇場での白鳥の湖の1幕のパドゥ・トロワを観たときに、ロミジュリのティボルトなどのキャラクテールには光るものがありますが、ノーブル系の踊りは難しいのかなぁ・・・と勝手な感想を持っていたのですが、見事に裏切られました!!
ジャンプ、ピルエットなどソロの踊りや技術、そして前述のとおりパドゥ・ドゥでも技術はもちろん表現も素晴らしく、何より浅川さんとの信頼関係がしっかりできているの感じられ、浅川さんが伸びやかに踊れているように感じました。
王子とシンデレラの恋心が伝わってくるようで、思わず涙しました泣

2幕舞踏会のシーンの見所はまず群舞!K-Balletの群舞はここ数年で本当に超一流の群舞になったと思います。世界の名立たるバレエ団に引けをとらない程動きがそろっています。群舞で踊りがそろうのは当たり前の事かもしれませんが、本当にピッタリとそろった時は、感動を覚えます。日本国内でここまで群舞が揃うバレエ団はないのでは?と思っています。群舞に関してはマチネもソワレも本当に素晴らしかったです

大きい騎士と小さい騎士の掛け合いも楽しく、式典長やシンデレラの継母と義姉妹の掛け合いで、コミカルな演出がされていましたが、ここについては、うちの奥さんも言っていましたが、「他の花嫁候補がいなくて、シンデレラの継母と義姉妹ばかりなのはちょっとおかしい」と言うとおり、物語の広がりを感じにくい演出だったように思います。
そして、コミカルな演出に絡みながら、ストーリーテーラーのような動きを交えて動くのは2人の道化師。2人の道化師が時計の短針と長針になって、時の経過と12時の到来を観客に教えるのですが、コミカルな演出の流れの関係か?あるいは観客にわかりやすく伝えるためなのか?もう少し抽象的な表現であっても良かったように思います。
とはいえ、12時になってシンデレラの魔法が解けるシーンの演出は見事大好きなシーンのひとつでもあります

そして3幕。魔法の解けたシンデレラが自宅の居間の暖炉の前で寝ています。
起きたシンデレラはお城での舞踏会や王子との恋が夢だと悟るのですが、実母の形見を入れたトランクの中にガラスの靴が!そしてこれが夢でなく、現実に起きた魔法の一夜であったことを自覚します。
その頃、ガラスの靴を元にシンデレラを探しをしていた王子と家来達がシンデレラの家にやってきます。王妃の座を狙い偽者のガラスの靴で王子達をだまそうとした継母は計略が露見し、死罪を言い渡されます。そのとき、継母を助けるために継母の前に走り出てきます。
そのときのシンデレラは「苛められても継母だから」というよりは「正しい生き方を知らない可哀想な人だから」といった、まるで、母が子供をかばうような優しさを感じました。その、シンデレラの深い愛情が伝わりまたもや泣

そして王子の后としてシンデレラはお城に戻ってゆくシーンで幕を下ろします。

今回は2回も続けてバレエを見るという贅沢かつ稀有な機会を得る事ができ、キャストによってこんなに舞台の印象が変わるのか!と改めて驚きました。でも、同じ構成の舞台で技術的にも大きな差がないにもかかわらず、全体のまとまりについて大きな差を感じたのは、王子とシンデレラのパートナーシップが生み出す場の雰囲気のようなものが、他キャストや舞台全体に影響を及ぼしているのでは?と感じました。

初の東京でのバレエ鑑賞。そして、初のオーチャードホールでしたので、ダンサーの出待ちに参加!!
大阪とは違いファンの方が控えめ(笑)なせいか、ダンサーの方のサインだけではなく、お話もさせていただけたました
遅沢さんとも握手をさせていただき、感動しました泣の一言ですが、伝えさせていただけました。そして、浅川さんにも握手とサインと「大ファンです」と伝えさせていただけて嬉しかったです。(遅沢さんのサインを貰い損ねたのが残念)

バレエ三昧の素晴らしい1日でした。そして、K-Balletのシンデレラ、本当に素晴らしい舞台でした。熊川哲也監督にブラヴォーです!!
是非、全国公演でシンデレラの再演を希望します!!