ブログでも紹介していただいたみたいで…(^o^)
私の大好きなフォロワー様の黒斗さんの素晴らしい作品に勝手ながら漫画をつけたところ、ブログに載せる許可までいただいたので(*´∇`*)♪
※読めない方のために下に本文書いておきます
原作:黒斗 様
一人でいたい そう思った。
行き交う人々を見つめて
僕はただため息を吐く。
別に一人だって出来ることはたくさんある。
むしろ、一人の方が気楽だと思う。
他人の顔色を窺って、面白くもないのにヘラヘラ笑うより幾分かはマシだ。
でも、そうしていないときっと……
面倒なことは嫌い。
だから、僕は極力人から離れて接してしまう。
一歩後ろに引いて、境界線を作ってみる。
ほら、これでもう誰も入ってこれない。
境界線の外側で僕の、こころを知った気になってるならそれは大間違いだ。
知れる訳がない。
黒い黒い僕のこころ。
仮面を被った偽りのこころ。
嘘を嘘で塗り固め、偽りを真とする。
あぁ、楽しいな……
人を騙して今日も笑う。
あぁ、苦しいな……
辛いことさえひた隠し、今日も笑う。
"まるで道化師だね"
誰かが僕にそう言った。
ははっ、面白いね?
何を分かった気になって僕のことを語っているの?
何も分かってないくせに。
君らしくないだって?
じゃあ、僕らしいってなに?
ずっと笑って、優しく甘い言葉を紡ぐ僕?
そうじゃなかったら僕じゃないって言うの?
ふざけんな。
そんなのただの人形だ。
それとも君は人形の僕がお好みかい?
自分の思った通りに動かない僕は、僕じゃないんだろ?
どこまでも傲慢で我が儘な君。
いつまで、"いつも優しい人"を演じればいいの?
僕は僕でいたら駄目なのかな……?
ここまで見てくださった方、黒斗さん、本当にありがとうございました!