「不人気で下がりすぎたものを買うと儲かる」「高配当株を買うと儲かる」「割安株を買うと儲かる」同じような当たり前のことを言っているが、過去の人類の歴史を研究して導きだされた「新世代ファイナンス理論」の核心でもある。
1. 今年の日本市場
年初来セクターパフォーマンス
<ベスト3>
1)医薬 15.5%
2)電力ガス 14.3%
3)輸送機器 13.7%
<ワースト3>
1)その他金融 -37.9%
2)小売 -25.6%
3)証券 -21.5%
<参考 TOPIX -5.6%>
医薬は、人類が始まって以来永遠に上昇を続けていく株式の代表である。
ちょっとオーバーな表現? こんなのは、株式を研究したことのある人の常識なので、わざわざ書く必要もないことでもある。
では、日本で最もセクターパフォーマンスが悪いセクターはどうだろうか。このセクターこそ投資理論が教える不人気株であり、次に最も儲かる可能性のある銘柄でもある。
それが、「その他金融」と呼ばれるセクターである。具体的には下記銘柄である。
1)アプラス -72.3%
2)日本信販 -69.7%
3)ロプロ -64.8%
4)アイフル -63.9%
5)OMC -63.0%
6)ニッシン -59.2%
7)三洋信販 -54.6%
8)ジャックス -51.2%
9)プロミス -50.3%
10)武富士 -48.3%
2. 外国人持ち株比率の上昇
昨日の日本経済新聞によると消費者金融の外国人持ち株比率が上昇していると書いてある。
3月末 9月末
1) 武富士 53.8% → 54.8%
2) アイフル 34.3% → 39.4%
3) プロミス 33.5% → 34.7%
4) アコム 22.0% → 23.9%
先月は、配当利回りが5%を超えそうなので、武富士を買い始めたが、外国人も同じようなことをしている。投資の基本に忠実なのであろう。
それにしても、消費者金融に対する日本人の偏見はひどい。人材紹介会社の話しによると、「この業界に1度でも勤めた人は、通常は2度と普通の企業に勤めることはできない。」そうだ。普通の企業は雇わないそうである。また、一度でもこの業界から借りた人は、そのデータがあとあとまで信用調査に悪影響を与え続け有利な資金調達が難しいと聞いたこともある。
外国企業、たとえば、シティバンクやHSBCといった企業ならば、やっていることは消費者金融に似ている面もあるが日本人から見れば、エスタブリッシュ、エリートといったイメージであろう。外国人には、日本人のような消費者金融に対する偏見がないようである。この業界も一部の人に貸しすぎるといった悪弊を少しずつ変えていけば、もう少しイメージが良くなるように思うのだが。どうだろうか。
以上