3年ぐらい前にアメリカから一時帰国のタイミングでここぞとばかりに日本で購入できるドローン本である「最新ドローン完全攻略3」を購入しました!
家の掃除をしていたら出てきたので懐かしくなり記事を書いています。
折角なので、この中身を少しだけご紹介します。
本書は、Part1、2に続く第三弾。Part1、2は以下参照。
最新ドローン完全攻略
最新ドローン完全攻略 2
詳細は本書を見ていただくとしてここでは概要についてご紹介します。
最新ドローン完全攻略3の全体像
ドローン本がほぼ日本ではない中で貴重な一冊だと思います。価格は税抜き1200円。
全100ページ強のこの雑誌では、以下のような幾つかの特集が組まれています。
- FPVレーシングドローン最新トレンド
- DJI SPARK徹底解説
- Tiny Whoop関係
- UNDER2万円ドローンインプレ15連発
- 価格別!今買えるドローン全網羅カタログ125機
などなど、どれもそそられるタイトルですね。
それではそれぞれの特集の概要を見ていきましょう。
FPVレーシングドローン最新トレンド
私自身、日本屈指のドローンレーサ含む全31選手が所有するレース用ドローン各機体のスペックが見れるだけでもかなり参考になりました。
選手の中には、日本一時帰国でお会いした方や、今まではブログだけを参考にさせて頂いていた方などもいらっしゃり、親近感を持ってみることができました。
私自身、いつかはFPVレース用ドローンに挑戦しようと思っているので、先人達がどういったセッティングでドローンを組んでいるのか?
例えば、フレーム、フライトコントローラー(FC)、モーター、プロペラ、ESC(Electronic Speed Controller)、バッテリー、VTX(ビデオ送信機)、カメラなど、何を使っているのかを知ることができただけでも、この本の代金の元は取れたようなものでした。
DJI SPARK徹底解説
私自身、SPARKを所有しており、色々と苦労しながら飛行させてきた経緯があり、自分の知らないことがあるかな?と期待を持ちながら読まさせてもらいました。
結論から言ってしまうとこれと言って新しい情報を得ることはありませんでしたが、これからSPARK購入を検討している方には良い情報が載っていると思います。
中でもQuick Shotについて詳しく書かれていて、私自身も購入後しばらくしてからこの機能があることを知ったぐらいでしたので、それをSPARK購入前に知れるのは良いかもしれません。
Tiny Whoop関係
もちろん最近流行のTiny Whoopについて外さずに掲載されていました。
Tiny Whoopとは?や魅力、注目のTiny Whoopが4機種ほど紹介されていました。
個人的には私も間接的に存じ上げている愛知県江南市にあるTiny Whoop練習場である「タキデンキ」さんが紹介されていたのがうれしいところです。
これからTiny Whoopを始めようとしている人には有益な情報が書かれていると思います。
UNDER2万円ドローンインプレ15連発
2万以下のドローンで、ちまたで良く見かけるドローンについて雑誌編集部にて15機種を選定し、それらについて雑誌やカタログだけでは分からない、実際に飛ばしてみて分かることを中心に書かれています。
DJI SPARKなど、それなりに高い価格帯のドローンをいきなり買うのはためらうという方々には、まずこれらの情報を確認後、2万円以下のドローンから始めるのは手だと思います。
価格別!今買えるドローン全網羅カタログ125機
これはもうタイトルどおり、高性能ドローンからFPVレース用ドローン、Tiny Whoop、トイドローンなどあらゆるドローンが価格帯別に整理されています。
各ドローンの特徴やスペックも記載されているので、ざっくりとどんなドローンがあるのか全体像を知り、買うドローンを当たり付けするのには有効だと思います。
その後、各ドローンのメーカーサイトに行くなどしてドローンの詳細内容を確認するといった感じでしょうか?
その他
その他として、個人的に有益だったのは、レース用ドローンの次世代FC(フライトコントローラー)についてでした。
ドローンの脳でもあるFCは現在、F1系と呼ばれるFCからF3、F4系へと情報処理速度が日進月歩で進化しています。
そういったなかで次世代のFCを知れたのは良かったです。
まとめ
今ではだいぶドローンに関する情報も入手しやすくなりましたが、3年前は、まだまだ海外に比べドローンに関する情報やノウハウが出回っておらず、レース用ドローンやTiny Whoopファンにとって色々と手探り状態で進めていました。
そういった中で、こういった雑誌で情報収集できることは、かなり有益なことでした。
なつかしいです。
先人達からも良く聞くのですが、手探り状態で進めた結果、ドローンの配線を間違えてショートさせてしまい、買った部品を駄目にしたり、そもそも間違ったものを買ってしまうなど失敗したことは数知れずだそうです。
もしこういった雑誌が手元にあったり、知り合いにドローンマニアがいれば、こういった失敗は減っていたと言います。
もちろん、これら失敗は無駄にはならないと思いますが、結構な時間を使う羽目になったと嘆くのを耳にします。
また特に個人的にはアメリカにいた関係上、日本のドローン情報はウェブに頼るしかないためこういった雑誌でのより厳選された情報はすごくためになったのを思い出しました。
アメリカにもドローンの雑誌はあると思いますが、未だ購入したことがなく、今年はそういった情報も入手し、アメリカの情報も発信していければと思っています。