明けましておめでとうございます。

 今回の徒然なるままにのテーマは “会いたい人に会いにゆく” です。

 横浜市長も務めておられた林文子氏の著書にもありましたね。

 以前私が触れた言葉の中に、日蓮上人の “道のりの遠きに心ざしのあらわるるにや” というものがあります。(道の遠きに・・とも言います)

 その昔遠島へ流罪になった上人に、幼子を連れた信者の女性が遠路はるばる会いに来た。しかし取るものも取らず駆け付けたため、何も差し上げられずに上人にわびた。そこで上人がその信者にかけた言葉として伝わっております。

 今と違う時代、幼子を連れて女性の足で遠方へ赴くのは文字通り命がけであったと思います。日蓮上人も当然それを分かっており、それより何より会いに来てくれたことそのものが信仰心の顕れに他ならないということなのでしょう。

 大切なのはお供え物やお布施ではなく、気持ちそのものだということと私は理解しています。

 翻って我が身をみてどうでしょう。今の時代、たとえ地球の裏側であっても48時間以内には到達できます。いわんや国内では。

 そう考えると、会いたい人がいれば労を惜しまず向かうべきですし、何より私が最近思うのはその人がいるうちに、率直に言うなら生きているうちに会っておくべきです。これは相手の年齢うんぬんだけではなく、自分自身にも言えます。

 人間、不死身ではありません。聞いておきたい言葉があるなら、会っておきたい人がいるなら是非会っておいてください。後の祭りとならないように。

 でも考えてみるとそういう相手がいるというのは幸せなことですね。

 私も今年もフットワーク軽くいきたいと思います。

 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

                            令和七年 元旦

株式会社FP TECH

神吉正和