最近我が家にリフォーム会社の営業員が来ました。
そろそろ築10年になるので、メンテナンスが気になっていた私は話を聞くことにしました。
スレートぶきの屋根
は早く修理したほうが良い、との事。一体幾らくらいかかるのか
、を知りたかったのですが、それは屋根に上がって見ないと見積もりは出ない、との話でした。
それを夫に話すと意外な答えが返ってきました。
「この家
は建売で何年もつかわからないから、この家にはお金
をかけたくない。いい加減ダメになったら、建て替えるか、売るかすればいい。前の家の時に屋根や風呂
を修理したけれど、結局数年で建て替えることになって、全くの無駄金だった
」
家は10年毎位にメンテナンスをするもの、と思いこんでいた私は「エッ
」と絶句しました。
前の家、と言うのは30年近く前に親戚から買った築16年の家
のことです。その家は立てれば売れる時代のかなり安普請の建売住宅でしたが、私たちはほぼ土地値で買ったので、家はおまけ
のようなもの、文句は言えません。
手を入れるつもりはなかったのですが、住んでみるとトタン屋根で雨
が降るとうるさくて寝られず、屋根をスレート葺きにして、ついでにペンキなども塗り変えました。
その後3人目
を妊娠、シャワー
がなくては無理、とシャワーだけつける積りが、風呂場の土台が腐っていて浴室全部をリフォーム。
これで安心と思ったら、ナント壁の隙間から外の光
が差し込むようになったのです。
転勤族の我が家、これじゃあ人にも貸せない、と建て替えましたが、お決まりのように転勤命令、一度も新居に住むことなく、広島に行きました。
そんなこともあり、夫は建売住宅に不信感いっぱいなのです。
予算の関係上この家も建売住宅、果たして屋根や壁を塗り替えたら、何年くらい長持ちするのか、それをしなかったら本当にダメになるものか、よく分かりません。
何しろ屋根や柱、土台などは見えない部分のことなので、リフォーム会社の人を信じるしかないからです。
住宅の住み替えをすごろくになぞらえて「住宅すごろく」と言う言葉があります。
つまり学生時代の小さなアパート
、結婚して小さな賃貸マンション
、その後分譲マンション
を買い、最後は郊外の一戸建て
を買って「あがり」と言う訳です。
我が家は分譲マンションの代わりに、中古の小さい一戸建
てを買いましたが、今の家
は「あがり」の家と信じていました。
しかし人生100年時代、こどもたちが出て行ったあと、はたしてこの家に最後まで居る事が出来るか?
私の故郷でもあり、今長女が住んでいる大阪
にいずれは帰りたいとも思うし、一人になったら老人ホームに入るかも知れません。
その時にはこの家をどうするのか![]()
たとえ手入れが行き届いていても、中古住宅市場では築後20年以上経った家の価値はほとんど無い
のが実情です
。
それなら限られた我が家の資産を、家
と言う資産につぎ込むのでなく、お金
と言う資産で残しておくのも賢明なのかも。
家やインテリアなどに全く興味が無い私は、少しずつそう思うようになってきました。。