凛とした冷たい夜空にクリスマスクリスマスツリーのイルミネーションが華やぐ季節になりました。

毎年この頃になると、一通のカードを用意します。

鉛筆やノート、シールなどシンプルなプレゼントを添えて。

今年は、タイの男の子へサッカーの柄のメモ帳と色鉛筆を用意しました。


というのも、フォースターチャイルドのお話。

24年前からNGOフォースタープラン(現在名称はプラン・ジャパンに変更)に入り、途上国の子供たちの支援を続けてきました。

月々5000円の支援とたまにフォースターチャイルドと手紙のやり取りをして、クリスマスにはささやかなプレゼントを贈っているぐらいですが、、


一人の子だけを支援するのではなく、その子が住む環境を良くしていくため、地域全体の開発を進めていくのがプラン・ジャパンの協会の趣旨です。

ただお金を渡すだけでなく地域ごとに抱える問題をふまえて、職員が地域の人と一緒にプロジェクトに取り組み、井戸を掘ったり、学校を作ったり、家庭を見回ったり、、

それは、それはキメ細やかな活動の数々です。

時折くる子供からの手紙にも、私達のお金がいかにみんなのために使われているかどんなに助かっているか感謝の言葉が溢れています。


現在、投資の世界では、BRICSとかVISTAとか、新興国への投資が盛んです。

アフリカに投資するファンドも出てきて様々な国の発展に寄与しているのは良いのですが,先日、大変気を揉むことを聞きました。

先進国の協力で出来たアフリカの町と町を結ぶ一本の道路。物が流通するようになり喜ばれている反面、一方で困るものも一気に伝わってしまったそうです。


それは、エイズを代表とする病気の数々。利便性と表裏一体で訪れる生命の危機。発展は幸せを呼ぶものだけではないと教えられました。


中身の分からない金融商品が世界を駆け巡って起こった今回の金融危機は、いろいろな意味で、投資先の見えない投資の怖さを教訓に残してくれました。


運用の対象となる資産内容を把握するのと同様に、投資先がしている活動を見ることも大事ではないでしょうか。これから益々増加していくであろう新興国への投資は特にその国の人々のためになっているかが分かるとよいのにと願ってやみません。(私もそちらへの投資もしています)


新興国への投資とプラン・ジャパンへの応援は、全く違うもののようでいて影響していく場所は実は同じなのだと思います。

大きなお金を持つファンドとプラン・ジャパンのような地域の状態のわかる前線の活動、上手くこれらが手を結んでくれる方法はないものでしょうか。


by 牧野なな子