4月から都下の大学で開催されている『現代世界解析講座』(全12回)に通っています。大学1年生の必修授業を社会人も聴講できる実に解りやすい講座です。 ![]()
メインテーマは『世界潮流と日本の進路を考える』と興味深く、募集と同時に応募した向学心溢れる中高年と1年生が、ユニークな講師陣の話を仔細漏らさず聞き取ろうと熱心に受講しています。![]()
21世紀に入って早7年経ちますが、世界潮流の変化を大きく捉えると、今世紀の舞台はユーラシア大陸へと移ってきており、日本も【アメリカ中心の国際関係】から【アジアとの交流】へとシフトしてきています。特に中国との関係がポイント。今回の講座ではじめて「陸の中国」(中国本土)だけでなく「海の中国」(香港・台湾・シンガポール)を含めた大中華圏との貿易が45.8%と、対アメリカ16.1%をはるかに超えていることを知りとても驚きました。![]()
人口13億人を占める中国の台頭はすさまじい!
とよく聞きますが、それを実感したくて、5月末から4日間マカオ、珠海(マカオと陸続きの中国本土)に行ってきました。![]()
珠海に駐在している知り合いに再会し案内していただくという大義名分で。
マカオは言わずと知れた世界遺産とカジノのメッカ。ラスベガスを抜きカジノ収入世界一。高層建築ラッシュでまさにバブル気味でした。 ![]()
昨年秋に埋立地にオープンした、何かと話題のベネチアンホテルに行ってみました。![]()
ホテルの階上に運河がありゴンドラが航行していて、一昨年訪れた本場ラスベガスのベネチアンと噂通りそっくりでした。
ちがいは、船頭が(その日は)みんな女性
だったことと庶民的なところ。
ショッピングアーケードは超一流ブランド店街と思いきや、アウトレット的。高級ブランド店は、どうやら数年後にオープンするフォーシーズンズに軒を連ねる予定らしい。
フードコートも大阪名物お好み焼きやうどん、点心にスイ-ツなどとってもお手頃。決して高くはない。もちろん、高級レストランも別の階にあるのですが。![]()
カジノは、ひろ~~い! バカラにルーレットにスロット。お客はほとんど中国系。静かな雰囲気でディーラーと真剣勝負していました。![]()
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中国広東省珠海は1981年に経済特区となり、今や人口150万人に膨れ上がり、中国内陸から移ってきた若者で溢れかえっていました。洪北(ゴンベイ)という巨大ショッピングセンターはブランドコピーとレディースウエアの1坪ショップがいっぱい。![]()
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のんびりしたマカオと比べるととても活気があり、中国人のたくましさが感じられ、まさに現代中国の息吹を実感できました。![]()
マカオも珠海も不動産バブルの様相。3年で3倍の勢い
で、マンション価格は3000万から1億円以上だそうで、投機目的の建物が林立していました。
そして、あちこちで北京オリンピック成功への強い想いが伝わってきました。 ![]()
中国をはじめ日本以外のアジア諸国はベクトルが高成長![]()
日本は少子高齢化の成熟社会。![]()
高成長は望めない状況下で、日本のとるべきスタンスは?
中国は世界を牽引する経済成長の陰で、多くの問題点を露呈してきています。
かつての日本もそうであったように。いえ、もっともっと過激に。
そこで、高度経済成長後の日本が切磋琢磨してきた『環境』『省エネ』技術が、ビジネスチャンスとして大きく浮上してきます。日本企業の力がグローバルに求められると同時に、躍動するアジアのオピニオンリーダーとしての存在感を示す格好の場でもあります。![]()
講座で学んだ印象的な四文字熟語『揚長避短』(長所を活かして短所を回避する)の視点で、中国との友好的な関係を構築していく必要があると痛感しました。![]()
岡本典子![]()