『地域医療振興債』-ちょっと耳慣れない言葉かもしれません。
昨年9月に、ある勉強会のセミナーでこのお話を聞いてとても印象に残っているのでご紹介したいと思います。ラブラブ


債券=国が発行すると『国債』、会社が発行すると『社債』ですね。
医療法人が発行するのが『医療機関債(病院債ともいう)』だそうです。
ただし、実際には今まで医療法人は積極的に債券を発行する必要はありませんでした。それは、資金は銀行などからの借入れという間接金融で充分まかなえていたからです¥



ところがバブルが崩壊し、担保である不動産価格の低下下がるや金融機関の不良債権問題爆弾などから医療法人は資金の調達方法が金融機関だけでいいのかという疑問をいだくようになりました。


さらに、近年は患者側が医療機関を選択する時代になり、最新の設備病院や医療機器聴診器が揃っている医療機関へ患者が集まる傾向にあります。
設備投資に高額の資金が必要になった時に、従来頼ってきた銀行などの金融機関から借り入れを断られるということも出てきました。


こういった時代背景から医療法人が「債券」を発行して直接、資金を調達することを検討するようになったのです。



『地域医療振興債』とはそのような「医療機関債」のひとつで、地域の住民やその医療機関の職員がこの医療機関(法人)が発行する債券を買って、資金面で援助しようというものです。


購入者にとっては自分たちで支援することによって、その医療法人の経営内容を知ることができたり、最新の設備のある医療機関が近くにあることで心強い思いができる、というメリットがあります。(金利も銀行の定期預金よりは高い)グッド!


問題は医療法人の経営方針や財務内容の開示を必要としなければならない(&開示したがらない事)、そしてその健全性の基準をクリアできる医療法人が少ない事だそうです涙



まだまだ実現した例は十数例(2007年時点)だそうですが、一種の

SRI(社会的責任投資)宝石赤としても注目していきたい試みだと思います。


宮里惠子bell.