確定申告が終わって 中田実千代
一年間の税金の精算をする確定申告の期限が終了しました。![]()
サラリーマンの方は年末調整で、税の精算が終わりますが、
自営業、不動産所得のある方は確定申告で精算をします。
今回、確定申告を手伝って感じたのは
医療費控除を請求する人が年々増えていくのと、
年金をもらっている人の金額がとても少ないことでした。![]()
担当した確定申告は不動産収入の方が多かったのですが、
農業をしていた人が多いので、もらう年金は基礎年金だけです。
年金控除額(収入から差し引かれる金額)は65歳未満ですと70万円ありますが、
ほとんどの人が控除内でした。(つまり、年金所得はゼロ)
とても生活できる金額ではありません。
不動産収入で生活費をまかなっているので、年金がいくらでも関係ないのですが、
不動産収入のない人はどうしたら良いのか考えてしまいました。
娘の友達の多くはもらった給料をほとんど使ってしまって、貯金がほとんどないということです。
若い人は今がよければ良いと言う風潮の中で、
今までそれで過ぎてきたので、危機感がないのだと思います。
高齢化に伴い医療費と共に介護費がかかる人が増えています。
在宅介護ですと介護費用の1割で済みますが、施設に入所すると入居一時金、家賃、食費、水道光熱費、運営費などの利用料が加わり年金ではまかない切れない金額を負担しなければなりません。
現実の年金額の少なさを見ると、このままではいけないことを実感しました。
若いうちから老後のためにだけ蓄え、好きなものを買ったり、
したいことを我慢するのは考え物ですが、貯蓄する習慣をつけないと、
ある日突然病気になってどうしようと言う事態になりかねません。
あまったら貯蓄するということはなかなか出来なので、
最初に毎月出来る範囲の金額を積立ると良いのではないでしょうか。
天引きですることにより、知らないうちに貯まっていくでしょう。
貯蓄することが出来るようになったら、その一部で運用することを考え、
お金に働いてもらい
、蓄えを増やしていって欲しいものです。
年金保険料を払っていない人は論外ですが、
これからますます年金だけでは暮らせなくなるのですから、
若いうちから、貯めておく大切さを感じて欲しいと思いました。