例えば、こんな宣伝文句の儲け話があったとします。


  「100万円払って○○の会員になれば年40%の配当がもらえます。」


このバリエーションとして牛や真珠が使われることもありますが。


例えば、「牛を飼って成牛にして売れば利益が出るのでオーナーとして出資してくれれば高配当が受け取れます」「真珠養殖は儲かります。投資してくれれば高配当な上に真珠まで手に入ります。」などなど。


さらには他の商品が使われることもあります。


ただ、共通している宣伝文句は、元本保証、高配当です。


そして、多くの人達から金を集めた会社はいずれ破綻し、多くの人達が被害を被るといったことが、これまで繰り返されています。


まず、牛だろうが、真珠だろうが前述の商法は出資法違反で違法です。ただ、法律論は別として、おいしい話はまずとりあえず疑ってみるという素朴な発想が重要です。と、あらためて言われなくても皆さんまず疑うことはされているとは思いますが・・・


さらに、なぜそんなおいしい話が実現できるのかを考えてみる、調べてみることです。


例えば、100万円を払って4割配当という話の場合、その配当原資は新会員からの出資金だったとしたら、連鎖的に新会員が増え続けないと配当がでず、いずれは破綻することが予測できます。


また、牛の場合、牛売却の実績、牛1頭あたりの利益の数値(公的資料に基づくもの)等、調べなくてはならないことはたくさんあります。


真珠養殖もしかりです。


その業種についてどれだけのことを自分はわかっているのか?


わからないことについてわからない人に金を預けていいものか?


となると、おいそれとうまい話に乗れません。


株式投資、投資信託等、最近は投資に関する本がたくさん書店に並んでいます。最初に書いた例は極端な例でしたが(ただ、多数の被害は出ており完全に他人事とも言い切れないものが・・)、投資という以上、リスクは大なり小なりあります。


私も含め、大切なお金はよく検討して、納得して使いたいものですね。


中西 友見

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