私が外貨投資を始めたのは2001年の秋、株や投資信託を始めるずっと前のことです。会社の同僚が始めたのに感化され、為替リスクはあるものの割と気軽にスタートしました。

9月に米ドルMMFを購入(1ドル120円)に続いて、10月に米ドル預金を購入(1ドル122円)。

米ドル預金は毎月10万円ずつ半年に渡って買い増していくという、いわゆるドルコスト平均法(継続して一定金額ずつ購入することで平均コストを低く抑える効果がある投資方法)を用いた外貨投資初心者向けの商品でした。


多分初めて聞いた言葉で、そんな効果があるなら!と始めたのですが・・。

ところがこれが全くの裏目に出てしまったのですショック!


1ドル122円だった為替があれよあれよと半年後には135円という超円安に!!

なんと平均コスト130円になってしまいました。そのうち戻るだろうとそのまま持っていたら、今度はあれよあれよと超円高へ!!

当然米ドルMMFも為替含み損でしたが、こちらは110円の時に同額購入、それから100円まできたらまた同額購入しようと待ち構えていましたが、101円あたりで円安へ切り替えしてしまいました。

有名な経済評論家が絶対100円切ると云ってたんですけどね・・為替予測はプロでも難しいといいます。しばらくしたら為替が平均コストまで戻ったので売却、複利で回っていたのでそこそこの利益になりました。

米ドル預金を買い増ししなかった理由は手数料が1ドルにつき片道1円、(MMFは50銭、注:ネット証券では25銭のところもあります)MMFに比べて金利が低く、半年や1年と期間が固定され円安のタイミングで解約できないなどです。なんで米ドル預金にしたんだろうと思ってしまいます。


もし為替差益が出たら総合課税になり税金上も非課税のMMFより不利です。まぁ当時はそんなこと考えずに始めてしまったんでしょうね。

でもドルコスト平均法は長期投資の基本です。私の場合いきなり10万円ずつ、たった半年という期間だからダメだったのです。

2001年10月1ドル122円だった米ドルは現在114円、6年間100円から135円のレンジで動いてますが、平均レートを出してみると116円になります。130円と116円ではかなりの差ですよね!

MMFは変動金利ですが、米ドルだと直近利回りは4%以上、こつこつ毎月1万円ずつ積立ていけば為替リスクは軽減され一ヶ月複利で増えていくわけです。

値動きの分からない為替だけに外貨も少額から(コツコツ)分散して(バラバラ)長期で(ボツボツ)投資した方がリスク分散になりますねグッド!

●外貨MMF
外貨建ての短期の高格付け国債などで運用されている投資信託。運用実績に応じて毎日分配され月末に
その月の分配金をまとめて元本に再投資する。購入日の翌営業日から売却できる。

吉野 薫 宝石赤