皆さんは新聞やニュースなどでTOBという言葉をよく目にされるのではないでしょうか。
TOB(株式公開買付け)とは企業の経営権取得などを目的に、株の買い取りを希望する人が買い付け期間や、買い取り株数、価格を公表し、不特定多数の株主から買い取る方式を言います。


会社の取締役会の賛同を得ないで、買付け者が公開買付けをおこなう敵対的TOBがよく話題になってますね。それと反対に取締役会及び大株主の賛同得たのが友好的TOBです。
つい先日、この友好的TOBが私のある持ち株会社に行われました!!


私の株ポートフォリオは優待銘柄が多いのですが、この持ち株も製菓会社で年に2回お菓子キャンディーの優待があります。高値掴みの上にちょっと下がったところでナンピン買い(株価が下がっていく際に株を買い増しして平均取得単価を下げる買い方)をしてしまい、その後きれいな右肩下がり右下矢印・・一番の含み損銘柄だったのです。ショック!


あまりにも下がり続けるので1単元は損切り(これも遅すぎて一番の損切り額でしたしょぼん)あとの1単元はこうなったら一生株主でずっと優待プレゼントと配当¥を貰い続けることにしました。


そこへ某大手外国製菓会社からのTOBです。買付け価格はなんと70%近くのプレミアムがつきました。音譜

高値掴みの私でさえ利益が出るくらいですからほとんどの株主は利益が出る価格です。
正直言ってもう二度と買値には戻らないと思っていたので、この提示価格にはビックリ目でした。


この発表の翌日からものすごい数の買いが入り3日間連続ストップ高!!アップ普段は数千単位の
取引しかないのに初日は1千万以上の買い注文。売りはごくわずかですから大引け後に比例配分(強制的にストップ高で株価を付け、証券会社毎の注文株数を勘案して取引所が割り当てること)となりました。


ちなみにTOBに応募する場合は買い付け代理人の証券会社に口座を開設して、株券移管後に申込することになります。時間と手間を考えると価格がそれほど変わらなければ市場で売却する方が簡単です。グッド!


怒涛波の3日間の後、4日目に買い付け価格近くまで上昇したので1年半保有したこの株に別れを告げました。ほっとする一方得意げこの会社の優待ファンラブラブだったので少し名残惜しいような気持ちもしましたが、両社にとってシナジー効果が得られるいい統合だとも思いました。


こんな経験はもちろん初めてですし、こんなことって案外身近にあるんだなぁと驚きの連続でした。クラッカー


吉野 薫さくらんぼ