FPの役割はなんでしょう?


今回のマネーサロンにはたくさんの方に参加していただき、私は皆様とご一緒できなかったことを、大変残念に思います。


FPの認知度が、以前よりずいぶん高くなってきたことを実感する機会は本当に多くなりました。


けれども、日付は忘れましたが、少し前の日経新聞に、「FPにお金の相談をしたいですか?」というアンケートに対し、約7割の人が、NOと答えています。主な理由は、「家計の状況を他人に知られたくない」からというものでした。


実は、私もFP資格をとった動機は、いくつかありますが、我が家の家計や資産の運用について、他人に相談するより自分で解決したいという思いもありました。ですから、今回の日経のアンケート結果には、納得できるというのが私の正直な気持ちです。


しかし、金融機関に属していないFPにとっては、たくさんのお客様に有料でFP相談を利用していただかないと成立しない職業です。


お客様にとっては、大切なお金を払い、本当は知られたくない収入や支出、貯蓄などの資産まで公開し、それでも相談して良かったとご満足いただけるようなFP相談とは、どのようなものか?私は独立FPになって11年になりますが、このことをいつも考え続けています。


一口にFP相談といっても様々ですが、特に、お金を貯める増やすという点は最も肝心な部分で、ここが上手くいけば、豊かな暮らしが長期で実現できる=夢が叶虹 と言ってもいいかもしれません。


でも、お金を増やすのは、決して簡単なことではありません。なぜなら、先の予想は難しいからです。日本では、これまでお金を増やすには先を予想しなければいけないということに気が付かなかったというか、そんな事をしなくても良い時代が長く続いていたのです。


そして、予想というものは、当たることも、外れることもあり、思いがけない出来事にも左右されます。だからこそ、そのために「分散」するわけです。また、どんなふうに分散投資をするかによって、運用成績が違ってきます。分散といっても、その割合を決めるのは、これまた決して簡単ではありません。


要するに、FPは金融機関の人が普通に使う専門用語を翻訳・解説するのも大事な仕事ですが、先を読む力が、絶対不可欠ではないかと、私は考えています。


日本では、モデルケースや標準で色々なものごとを考えてきた時代から、個性とか多様化というキーワードが当たり前に使われる時代へと変化しています。


1人ひとりの大切な生活資金を、どうやって増やすのか、また、予想外の事態が起きたら、どう対処すれば大きな損失を避けられるか、そんなアドバイスが的確にできるFPに私はなりたいと思います。


最後に、日銀の福井総裁の、「家計の資産が投資の世界へ流れてくれば、日本経済に与える影響は大きいだろう」という主旨のご発言には、心から賛成したいです。

「本当に私もそう思います」


資産運用の世界へGO!ロケット

(ただし、バブルの失敗は繰り返さないことが重要です。)

高橋希代子 虹


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