今年に入ってから、某お菓子メーカーの不祥事が世間を騒が
せていますが、そのニュースを見るたびに、数年前の私の
株式投資の大失敗を思い出させます。
ああ・・・あの頃は若かった。
当時、某大手食品メーカーが食中毒騒ぎを起こしました。
業界でも1,2を争うほどの一流の食品会社が起こした不祥事・・・
もちろん株価は大暴落しました。しかし少し騒動が収まった頃、
私は「あれほどの会社だから、きっとすぐに立ち直るだろう」と
高をくくり、あまり深く考えずに株を買いました。
株式投資を始めたばかりで怖いもの知らずだったのです。
たまたま主人が転職したばかりで、退職金
というまとまった
現金があったせいもあります。
よし!とりあえず2割くらい儲けるか・・・という感じで。
ところが、後から後からその会社の不祥事が明るみにでて、
株価の暴落もとどまる所を知らず、我が家の資産は減る一方
「どうしようどうしよう・・・」と怖くなってしまった私は、現実逃避を
してしまいました。
そう、株価を見るのをやめたのです。
いわゆるダチョウシンドローム(症候群)ですね。
ダチョウシンドロームとは何か?
ダチョウは、ライオンなどの強敵に追い詰められると、恐怖から
逃れるため、砂に首だけ突っ込んで何も見ない状態を作ると
いいます。そこから転じて、精神的に追い詰められた人が、
直面する課題を正視できなくなる心理的な症状を示しています。
ああ・・・恐ろしい![]()
私がダチョウになって、なんと2年が過ぎました。(ながっ!)
他の投資がうまくいき、ある程度冷静になれたので、じっくり現実を
直視しました。 すると・・・株価がある程度のレベルにまで戻って
いたのです!
やはり時間をおいたのが良かった!ダチョウでも良かった!・・・
と、胸をなで下ろしました。
が、よく見ると・・・1000株あったはずの株が、なぜか500株に・・・
そう株式併合(かぶしきへいごう)というものがあったのです。
業績好調な企業が高くなった株価を下げるため株式分割という
手を使いますが、そのまったく逆の事が起こっていたのです。
業績も株価もこれ以上はないくらい落ち込んだ企業の責任を、
オーナーである株主もとらされたわけですね。ですから株価が
変わらなくても、株数が半分になったので、資産価値は半分
に
なってしまいました。
やはりダチョウになってはいけません・・・
それから5年ほどたちましたが、それは未だに塩漬け株として
持っています(もちろん半分の価値のまま)。元に戻る事を期待
しているのではなく、それを見るたびに
「株をなめたらアカン。ダチョウになってもイカン」
と自分への戒めになるので・・・しかし高い勉強代でした
皆さんはこんな事にならないよう、ちゃんと現実を直視して投資を
して下さいね。
日々の勉強と冷静な判断があれば、株式投資も堅実な
資産形成へとつながりますので。
神田理絵
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