東京に住んでいる20歳くらい歳の離れた従兄からのお土産。
へー、こんなのあるのか。
従兄が帰ってきたのはその父である伯父が亡くなったから。
94歳、畑の草取りなども毎日出ていて、どちらかというとピンピンコロリの最期だったようです。
でも、その訪れは誰もが予想してないのでビックリでした。私も。
本家で親族も多いので、極近い親族だけ、私は母からの事後報告でした。
最期は救急車で大きな病院に行ったようですが、伯母も当然高齢で自分一人ではどう動いたら良いかわからないことだらけ、日頃からお世話をしている弟の嫁である母に今回も頼っていたようです。
その子供たちは皆、東京の方にいてこちらにはほとんど縁がないので、葬儀関係もほぼ母が手配等したとか。「ほんとに、くたびれた」って言ってました。
近くに伯父の実の妹夫妻も住んでいますが、やはり動くのは嫁である母。
71歳になった今でも母は嫁の心得を忘れず、忘れずというか身についており、小姑への気遣いもお手の物。
両家の4人の親を看取り、自分の夫も見送り、そして今回の伯父。
これから先、伯母の面倒も見る覚悟もしていますが、母のその覚悟や考え方など、本当にスゴイと思います。
実の子供たち…子供といっても50代、60代ですが、こちらには親がいるだけで縁もゆかりもない土地なので帰ってくることもないかと思いますが、今までもこれからも母が面倒を見てるということをどう思っているのでしょうかね。
世代交代は着々と進んでいます。
実際、私がそういう番になると、どう動くのでしょうか。
実の親は?義理の両親は?どう面倒見る?見れる?どのように動ける?
親に会うと「これは危ないから」「あれは気をつけて」など注意するようになったり、親の言ってることを「なんだかなー、もう…」と思ってしまったりしますが、まだまだ親には頭が上がらない部分も多々あります。
親はいつまでも親。
だけど、いつまでもは生きない。
伯父の死によりこれから状況も変わっていきますが、その後のお世話をする母の背中を見ながら、私にも何か学びがあれば良いなと思います。