「なんで、こんなにギスギスした世の中になったんだろうなぁ。」
昨日、仕事中にふと思って考えていたのでした。(仕事しろ)
みんなの心に「優しさ」があるはずなのに、みんなの心から「余裕」がなくなっていて、それは人にも伝染し、人に心を許すことは「損」みたいな気になって、世の中(日本)全体が人の粗探し・批判・蹴落とし・憎しみ合い…。
競争社会が生んだ副作用でしょうか。
生き辛い世の中だよなぁ。
家に帰ってそんな話をしたら、夫も「やっぱりミッシェルもそう思う?」と同じことを思っているようでした。
若い人だけじゃなくて、経験豊富で人の心の痛みがわかるはずの年配の人にも云えます。
もちろんギスギスしていない人の方がはるかに多いのですが、私だって心に余裕がなくなるとギスギスしてしまいます。
何で「余裕」がなくなってしまうのでしょうか。
「ありがとう」「助かる」「嬉しい」「ゴメンね」「よろしく」「おまたせ」「お先に」
ほんのヒトコト、そのヒトコトで発した自分にも相手の心にも「余裕」が生まれるのに、それを自分から発するのは負けとか損とかそんな必要はないと思っているからか…
だからギスギスは続いたまま。
そう思いながら、昨日はいつもよりも少しだけ優しさを持ってお客様に親切にしてみました、実験です。
そうしたら、優しさが帰ってきました。
「ありがとう。ここは良い商品が多いね。」
「助かった。慌ててたから聞いて良かったよ。」
「忙しいのに悪いね。」
ほんのヒトコトで、相手からもこちらを思うヒトコトが帰ってきました。
もちろん、全員から帰ってきたわけじゃなく無愛想な人もいました。
でも、それはいいのです。
ヒトコトで自分の心が解けていくのがわかりました。
私は未熟者なので毎回これが出来るわけでもなく、またギスッとすることもありますが、出来る時にはそうしたいなと。
私、優しいのは好きですから、まずは自分に優しくありたいし。
ギスギスした世の中じゃなく、優しさのある世の中になってほしいですね。