
いっぴつせん(一筆箋)です。
素敵なバラの一筆箋やメッセージカード、リーフレットが届きました。
口と足で描く芸術家協会…これ、どういう組織かというと…。
両手の自由を失った障がいのある画家たちが口や足に筆をとって描いた絵をもとに、グッズを作成、販売している団体で、その収益により画家たちの自立を応援するようですね。
で、その絵がまたすごい。
今回お試しさせていただいたのは一筆箋なんですが…。
これ、手で描いたんじゃないですよ、口です。
見事な薔薇。
普通に描くのも難しい花なのに、口で時間をかけて描かれるんでしょうね…相当な根気を必要とする技ですよね。
この一筆箋はちょっとした贈り物に添える一言メモとして利用しようと思います。
そういえば、私が作業療法士の学校の実習で行った施設でも口で筆を咥えて、絵を描かれている入所者さんがいらっしゃいました。
大きなキャンバスに向かってね、毎日コツコツと…手も足も障がいがあって、一つの動作をするのにすごく時間を要すんですが、いったん作業を始めたらすごく集中されていて…。
お昼ご飯の時間になってもなかなか食堂にやってこないから声をかけに行くように言われ居室に行ってみると…大体片づけをされているんです。
片づけも時間がかかりますからね…本人は食事に間に合うように作業を終えているんですけど、やっぱりどうしてもちょっと遅れてしまうんですよね…。
私だったら身体が思うように動かないと「ウワァァ!」って投げ出してしまうであろうことをコツコツされている…その姿に感心しきりでした。
あ、脱線してしまいましたが…。
ちなみにこちらの協会では一筆箋の他にも、絵葉書やカレンダー、図書カードなどの各種カード類、タオル類、メモ帳、ダイアリーなどもあるので興味のある方はチェックしてみてください。
絵のすごさにビックリされること間違いなしです。
各地で絵画展なども開催されるようなので近くに来たら是非行ってみたいと思いました。
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