
兄弟でも親子でもないのですが、毛質が同じでさらに声や鳴き方もたまに似ていることがあり見分けがつかないことが多々。
↓左が薄らハゲちゃん、右がパゲ男。


この日、先に出会ったのは薄らハゲちゃん。
薄らハゲちゃんは私の足音でわかるようで木陰から「ニャ~ン」と寄ってきてくれます。
今、妊娠中でお腹もふっくら。
毎回妊娠はするんだけど、出産してからが育たないんだよねぇ…。
で、こちらは一歩遅れて駆け付けたパゲ男。
「わぁ~、遊ぼうっ!」
パゲ男は足音だけでは判別がつかないようで、口をチッチッチッチッと鳴らすと飛んできます。
こっちが薄らハゲちゃん。
「撫でて。」
こっちがパゲ男。
こっちが薄らハゲちゃん。

「そこそこ。気持ちいーニャ。」
こちらがパゲ男。

待ち。「……。」
片手にカメラ持って撫でてるから一匹ずつね。

薄らハゲちゃんばかり撫でていると向きを変えてみるパゲ男。

「こっちかな?」
スリスリしたり気を引くために腕や服の袖を噛んで引っ張り甘えてきます。

そのうち拗ねます。

「僕の番まだ?」
薄らハゲちゃんが満足したようなので交代~。
薄らハゲちゃんはその場に横たわり毛づくろい。
「ウフフ、満足よ。」
パゲ男君もナデナデ。
その後、土の上でゴロゴロ。
「フフーン。」
「ペロペロ。」
「今日も絶好調~。」
「ペロロ。」
ニャンタマが全開ですよ…。
「見せてるわけよ。」
薄らハゲちゃんもその場でウトウト…。
「お腹が重いのよ…。」
パゲ男君もマッタリ。
「身体の一部がくっついてると安心です…。」
シャキーン。
顔かっこいい感じだけど、そのお腹はどうなのよ…。
ちょいポヨーン。
この2匹は健気で、ご飯をあげるわけじゃないのにどこまでもついてくるタイプの猫さんなのです…パゲ男はどこまで歩かせても良いとしても妊娠中の大きいお腹を抱えた薄らハゲちゃんは無駄に歩くのは可哀想。
私も普段なら他の猫さんがいる場所に歩いていくんだけど、今日はベンチでゆっくりしましょ。
薄らハゲちゃんも一緒にのんびりし始めました。
「そばにいると安心なのよ。」
しっかり体力温存しなさいな、薄らハゲちゃん。
で、帰ろうと思ったら、それを察知したパゲ男君。
「姐さん…どちらに…。」
帰るのだよ…。いつまでも公園にいられないし。
この時期あたしゃー蚊に刺されまくりだよ…。
パゲ男君はいつもテリトリー内であればどこまでもお供してくれるので、気の毒です。
走って逃げても、こちらの速度に合わせて追いかけてくるんだよねぇ…。
で、筋肉痛になるパターン。
えぇ、この日も走りましたとも…。
全速力で。
パゲ男君は余裕の走りでついてきて最後は私を追い抜かして「ニャ。」と。
そして、筋肉痛再び…。
痛いけど楽しいです。