先日、1泊2日で近場を楽しみました。
その行先というのは広島県福山市の…「崖の上のポニョ」のモデルや映画「ウルヴァリン」などの撮影場所ともなった鞆の浦・そしてそこから船で5分の仙酔島です。
鞆の浦は古くからの港町として今でも歴史ある建物を多く残している街。
瀬戸内の魚も豊富に取れる素敵な街なので、こんな風に魚を干している光景も。
保命酒の生産も盛んです。
猫が多い街としても有名です。
第一町猫発見。
観光客も多いので、猫さんも写真を撮られるのが平気そう。
仙酔島に渡る前に昼食を食べました。
私は鯛茶漬けを。
旦那さんは鯛の荒煮がメインの定食を。
美味しく頂いた後は早速、島に渡るために渡船場へ。
ここでも猫さんに会えました。
人に慣れてて可愛いねェ、ツンツン。
「鞆の浦は猫」ですが「仙酔島には野生のタヌキ」に遭遇できるかもということで今回はそれも楽しみ。
いろは丸に乗ってレッツゴー。
瀬戸内海。
船の中。
船の旅を楽しむ間もなく、船酔いする暇もなく、5分であっという間に上陸です。
来たぞ~。
この仙酔島、日本で初めて国立公園に制定された場所でもあるのです。
歴代の天皇・皇族関係の方も度々ここを訪れているとか。
この島には七福神や龍神様などの神々が多く鎮座されており、さらには世界で55か所しかない黒・青・赤・黄・白の五色からなる五色岩は日本では唯一ここ仙酔島に存在するのです。
この地を訪れるものは迷い、苦しみから解かれ、幸せへと導かれるだろう…と。
まさにパワースポットの島。
そんな島でのお楽しみの一つは今回宿泊するこちらのお宿「人生感が変わる宿 ここから」の江戸風呂。
まずはチェックイン。
写真が暗いけど、和室の中。
この障子を開けると…海が見えます。
部屋にはテレビ、ラジオ、時計などは一切なし。
原点に帰れゆっくりと自分を見つめなおせる環境なのです。
日々忘れがちな…でも人として基本的な言葉の掛け軸。
誰かに手紙を書くのも良いでしょう。
部屋にもお風呂がついてました。やっぱりウチより広い。
さて、本日のメインイベントともいえる名物の江戸風呂に早速レッツゴー。
江戸風呂の詳しい説明は本家のHPへ→☆
まずは生姜茶を飲んで身体を温めた状態からスタート。
この江戸風呂、身体に貯まった悪い毒素をしっかり出せます。
順番に入っていきましょう。ちなみに混浴(ポロシャツ、短パン貸し出しあり)です。
まず、海藻蒸し風呂。
毎日朝3時から炊き上げる洞窟の中に入ると早速汗が出てきます。
何となく海藻っぽい香りもします。
暗闇の中で10分ほど。すでに汗ダーダーです。
身体が熱い状態で次の母親の胎内風呂へ。
これは海水より濃い塩分濃度のお風呂でミネラルたっぷり。
首に浮き輪をつけると身体が浮かぶ、悪い部分があるとそこは沈む…ということなのですが、腰回りを中心に沈んでいきました…。
何度やっても沈むので諦めて…。
水分補給用にいろんな症状に合わせてのドリンクがあります。飲み放題。
お次は蓬蒸し風呂へ。
気持ち良いほど汗が出ます。そして、長い間いても息苦しくないのが不思議。
しっかり温まった後は…世界一の大露天風呂へ。
そう、海です。
冷水です。
入れません、肩まで浸かって10秒…とかかなり限界です。
でも、これがハイテンションになってくるんです。
この大露天風呂から上がった後は身体がホカホカとしてて、濡れた体なのに4月なのに砂浜を散策するが平気に。
しばらく砂浜を素足で歩き、電磁波をアースします。
砂をシャワーで流した後…
歳時記風呂に入ります。
今月は桜皮の湯でした。
開放的過ぎる露天風呂のあとに落ち着く露天風呂です。
その後、展望大浴場で身体を洗い終了。
気持ち良い汗を流して、冷水で身体を引き締めて、楽し過ぎました。
大体90分くらいかけて一回りするお風呂なのですが私たちは楽しすぎて気づけば2時間ほど経っていました。
大満足~。
平日なので人もそう多くなくゆっくり楽しめたのも良かったのかもしれません。
この地にタヌキがいる証拠の足跡。
セメント固め中の間に歩いたとみられるww
その後は宿内でゆっくり。
バーもあります。
売店には仙酔島で作られる塩。食べる用だけではなく願いが叶う塩や浄化する塩がありました。
日も暮れてきたので待ちに待った夕食~。
なるほどなメッセージ。
お豆腐と甘露煮。
お刺身。
海鮮鍋。
鯛に鰆、フグ、ハマグリ、くろはぎなど海の幸たっぷり。
海老はまだ生きてます。
まずは鯛をしゃぶしゃぶ。
美味しい~。
興奮です、至福です。
会えた~。タヌキも日没とともに行動開始のようです。
歓迎の太鼓。
&獅子舞。
頭をカッカッと咥えてもらいw
鯛めしの握り。
…と、またタヌキ来た~。
ジーッとこちらを見てるお利口さん~。
食べ物を与えないでくださいと注意書きもたくさんありましたが、これは食べ物を貰えるとわかっていて懐いている風。
しかも良く太っているw
毛並もキレイで、こんなにタヌキが可愛いとは思ってませんでした。
見てるとずっといるタヌキ。
ちょっとずつ寄ってくるタヌキ。
今回滞在した宿付近で見かけたタヌキは3,4匹ですが、島全体にはかなりのタヌキがいるそうです。
無人島ですが、タヌキは住める環境なんですね。
とっても良いものを見れて嬉しかった。
お腹も満たされて、この日は早々に就寝となりました。
夜は波の音がザザーンと聞こえるだけの環境で最高のリゾートです。
続く。