前回の事件
をもとに、新たな研究課題を見つけました。
ハトめ。
徹底的にお前を研究の材料にしてやるからな。
テッテテー。
ハトの巣材調査~。
今回は手近なところで巣材を調達するハト夫がどのくらいの材質なら持っていくか…。
ホウキや植物の細い枝をプツプツちぎるくらいだから細長いものが必要なのだろう。
ということで。
左から順番にティッシュで作ったコヨリ、本物の枝、竹串、輪ゴム大を切ったもの、切り干し大根、畳の井草、ワサワサ葉っぱで調査。
さて、巣材にはどこまで使えるのか。
また、ハト夫は賢いのか。
チッチッチッチッ…(時計)
しばらく放置して、ふと見ると。
あれ?何かがない。
はー、やっぱり本物の枝をセレクトしている。
他のモノを触った形跡もなく、当然のように枝だけを持って行っている。
なかなかやるな…。
その後、一日放置。
結局こうなる。
材料はどれも残っていたが、全部風に飛ばされ、ハト夫がやったと思われるプランターのミニ棚がこけている。
散らかったベランダ…。
自分で片づける悲しさ…。
努力空しく、ハト夫は堅実に本物だけを見極める能力があるということだけがわかった…。
今日も相変わらず、こちらの様子を横目で見ているハト夫。
よぉし、今日はこのくらいにしといちゃろう。
イソイソと身を縮め隠れるようにしてごみを捨てるミッシェルさんなのであった。