今回の登場人物…いや、猫物。
東のリーダー。
この子は比較的愛想も良いニャン玉が立派なオス猫さんです。(どこチェックしとんねん!)
薄らハゲちゃんやシマ子達とも仲が良い。
呼んだら来てくれるんですー。
遠くの左の方の黒いのは薄らハゲちゃん。
が。
西のリーダー(?)と出会ってしまった。
私の目の前で…。
この白い猫がリーダーっぽいかなと思ったのはちょっと前のこと。
置いてあるエサのところに行くと、他の猫がみんなすぐに飛んで逃げるくらい避けていたから。
だから「あ、こいつは強いんだな…」と。
ちなみに今、風邪をひいている真っ最中で、息する度に鼻をブォォオー、ブォォォオオーと言わせながらクシャミしてます。
東のリーダーは私に寄ってきてたんだけど、一瞬にして獣のような鳴き声に変わって深呼吸のような息の仕方でニオイを嗅ぎだした(?)ので、何が起こったのか私も一瞬わからなかったんです。
薄らハゲちゃんも一目散に引き返して隠れたし…。
すると、この白いのが現れたのだ。
ゥオォォオオオー…ゥゥウゥオオオォー…縄張り争いの時に聞くあの鳴き声です。
まさか…目の前で…。
白い方が遠巻きに前方に回り込み近寄って、激しく鳴く。
猫は目を合わせると戦いを意味する…だから出来るだけ目を合わさないようにし、無用な戦いを避けている…というのは猫の本で読んでいました。
まさにこれはそれ。
出来るだけ、目を合わさないように…白い方の顔はこちらを向いているでしょう。
うわー、本で読んだ通り!!
しばらく、お互いウォゥォォオーと大きく低い声で鳴いている。
ちなみに耳の傾き角度でもどちらが優勢かがわかるらしいんです。
でも、見えにくかったから、判断出来ず…そのまま見守ることにしました。
すると…。
あっ、白い方が顔を向けた…。
肝心な2匹の顔が葉っぱで見えねェー…。
オッ、東のリーダーの前足が一歩下がったか?
長期戦に入ったのか、両者とも座ってしまいました。
相手にお尻を向けるとやられてしまいますから、両者とも引きませんし、ここが勝負どころなのでしょうか。
このまましばらく静かな時間が続きました。
…と、思ったらソローッ…ソローッと・・・まさに抜き足差し足状態でその場を離れようとしている東のリーダーの姿…。
本当に音を立てないようにスローモーションで退散する姿に笑っちゃいましたが…。
ここは白猫の勝ちなんでしょうか。
ということで、命名。
次回から白い方を「組長」、東のリーダーを「若頭」…ということに決めました。
若頭は引き返した先で薄らハゲちゃんに迎えられ、鼻チューをされてました。
いやん、薄らハゲちゃん可愛い。
ちなみに組長の顔はデカくてブサイクで傷があって…また写真撮れたら載せます…。
…が、ケンカが強くて大将みたいなタイプって、人間にしても猫にしても往々にして顔が整っていない、というのが不思議ですね。w