「おっす、俺グレーちゃん。」
「今日は木陰の中からこんにちは、だ」
しばらく前のことになりますが、天気の良い日に公園に行きました。
日中ほとんどのノラ猫さんは隠れていて出てこないのですが、このお方はあまり隠れていることがありません。
「ニパッ」
最高の笑顔でこんにちは。(あくびし終えた瞬間)
グレーちゃんは日中でもパトロールをしたり、遊んでいます。
この日はカマキリのような虫を見つけた模様。
「エイヤー、エイヤーッ」
「お?やんのか?やんのか?」
ジーッ。
バシバシバシバシッ。
「死んだか?」
ちょいちょい。
ビヨォ-ン。「ワァァァァー、生きてんのかよ」
「あんなとこに跳んでったぜ」
ユサユサ…「落ちてこい。エイッ、このっ。」
飽きもせずしばらく虫と遊んだあと、またパトロールに行くのでありました。
カマキリに手を挟まれたまま思いっきり手を振って「イテテテテ」みたいな動きをしてカマキリを振り落した後に手を舐めて気にしていたのが人間みたいで可愛かったー。