この日出会ってしまったのです。
パンパカパーン!子供を5匹連れた猫さん。
これは親猫が私を見つけるなり、シャーシャーと怒りながら自らが近寄ってきている写真。
子供を守るために親も必死です。
「シャー、シャー…ウゥー、ウゥー」
このあと、私は距離を保ったまましゃがんで親猫の反応を見ることに。
親猫は私の身体に自分の体をこすりつけて、ニオイをつけているようです。
そして、その場に横になる。
ソーッと撫でて見る…も怒りません。
ってことは、ここにいても良いってことかな?
子供たちは不安そうにこっちを見ています。
立ってもこの小ささ。
この子供たち、先日から見つけていたんです。
それはこの場所(橋)よりも低い川に繋がる排水溝の穴の中に。
親猫は何かを察したのか…子供たちを一匹ずつ咥えて上がり、場所を移動することに決めたようです。
その数日後、川も排水溝も満水になっていました。
「おかあしゃん…おかあしゃん」
黒3匹とキジトラ1匹、まだら1匹の5匹。
ヨチヨチ歩いてますが、危険が迫ると逃げ足は速い。
親猫が私のそばにいるので、子供たちも少しずつ寄ってきました。
ほら、こんなに大きさが違う。
「おかあしゃん、そのデッカイの何もしない?」
みんなまだまだ様子伺い中です。
「ジーッ」
一番、そばにいる子に近づいてみました。
「プシャーッ」と怒るチビちゃん。精一杯の可愛い威嚇です。
怒りながらの後ずさり。その下は川ですよ…落ちますよ。(このコが落ちる場所はまだ地面に着地できる所)
こんなんなってました。ゴメンよ。
まだ毛も整っていない感じが萌えます。
ふと、後ろを振り返ると…他の猫さんたちが集まってました。
「エサ、くれるんじゃないの?」「違うみたいよ」
親猫が鎮座しているので、子猫もそれぞれの距離を保ちながら…ちんまり。
こちらが動くたびに目を丸くしながらビックリ。
こんなところで出会ってしまってゴメンナサイね。
手前の一匹はビビリすぎて、こんなことになってました。
お、落ちる…。これ以上、ビックリさせないで良かった。
このあと、静かに去りましたが、あの落ちそうな子、大丈夫だったかしら…。
とっても、可愛い猫ファミリーでした。