この日はどの猫さんも伸びていたように思います。
暑い日がやってくるからねー。
「何や?メシでもくれるんか?」
何も持ってないのがわかると知らんぷりされました。手の開き具合が可愛いなぁ。
おっ、木の向こうに…。
この黒猫さんはおっぱいが大きいのでメスですね。
すると、向こうからカサカサッとやってきたのは…。
「♪今日も日課のパトロール…フフフーン♪。」
鉢合わせ。
しばらくジーッ。
「何よ、どっか行きなさいよ。私の方が先にここで日向ぼっこしてるんだからね」
黒猫さんのシッポブンブンでグレー猫さんは目をそらし、その場をあとにしました。
またまた歩いていくと…。
「俺が人間に見つかるわけがない。見えてない、見えてない。」
また別の日の早朝…この日は小雨が降る日でした。
ノラ猫さん達は木の下で休んでいるようです。
「また来たんか、お前。ええ加減、シャーするど、コラ」
「あらやだ、ほんと。また見てるわ」
可愛い声でニャーンとこっちに寄ってきてくれましたが…。
「何か、なぁ~い?雨で寒いし、食べるものないし、嫌んなっちゃう。」
エサを持ってないとわかるとやっぱりシラーッ。
「見るだけ見て食べ物くれないなんて、信じられない…プイッ」
猫チェックし出して、あっちにもこっちにも似たような猫さんがいっぱいいすぎて、わけわからなくなりつつあります。
「ヨッ、元気か!俺のこと覚えてるか?」
うーん、キミは3匹いる黒猫さんのうちのどのコか…。もしかして1匹なのか…。
「誰だ、お前?」
このコは首輪をしていたので飼い猫さんですね。けど、キミに似たようなコたちがいっぱいいるので、みんな繋がってるのかなぁww
一体、この町内には何匹いるのか…。