先日、ちっさいのがピャーピャー言いながら、モゾモゾとお尻から出てきた。
しばらくして見てみると、ヒナが二羽とも外に出て身を寄せ合いながらヒャーヒャー言っている。
いつもの鳴き声とは違う。
様子を見ていると、本来の出入り口(写真奥側)から入っていった。
すると突然、大人のハトにくちばしで突かれながら追い出されるように出てきた。
どうやら、他のハトがここの巣を気に入って親のいない隙に入居しようとしたらしい。
で、ちっさいのが追い出されていたのだ。
しばらく、外でヒャーヒャー言って鳴いていたのが親に聞こえたのか偶然か、外出から帰ってきた父ハトが巣の中に入っていき、すごい剣幕でよそ者を追い出した。
私、ハトじゃないけども、頼もしかったなぁ…。w
ヒナたちは安心して巣に戻っていった。
散々だ!
ここも私が家賃を払っていると思うと、何だか悔しい。
せめて、汚すのはここだけにしてほしいが。
で。最近またちょうど良く梱包材があったので久しぶりにやってみたのがこちら。
「手すりプチプチで足の裏気持ち悪いよー」作戦~。
ベランダが広めなので半分はハトに貸すとしても、半分は死守したい。
ハトが巣を作っている隣人宅側は諦めて、反対側の手すりにプチプチを貼る。
ハトは足の裏が敏感なのでこれで「アヒョーン!!」となれば懲りて近寄らなくなるだろうという作戦。
以前、手すりにガムテープ作戦をして見事に失敗した過去がある。(過去ハト記事のどこかにある)
その時は最初は効果あったけど、ある日ガムテープに慣れたハトが粘着力の弱くなったガムテープ手すりの上をペッタンペッタンしながら歩いていたのを見て笑ってしまった。
プチプチなら劣化しないぞ。
これで、明日の朝はゆっくり寝れるはず。(失敗するんじゃない?という見え見えのコメントは無用。)
この夫婦は仲良くて、夕方子供にエサを与えるのが終了すると二人でイチャイチャし始める。
ハトはメスの方から交尾に誘うようだ。(ウチのだけかもしれんが)
始めはチュッチュッチュッチュッとオスのくちばしや身体を毛づくろいしてオスのタイミングを見ている。
で、オスは周りの確認をしているのか…しばらくしてからメスのチュッチュに応じるのだ。
で。交尾。先日は交尾の姿勢にオレ流があるのか、体勢を低くしたメスの右側にいたオスがそちら側からでは上に乗りにくかったようで、歩いてわざわざ左側に移動して乗りなおしていた。
笑えた。
男には自分流の交尾の仕方があるのは人間でもハトでも一緒か。
ハトは浮気しないのがいい。
子育ては積極的にするし、共働き(エサを取りに行くこと)なのできちんと家庭を守ってもいる。
たまに夫婦で手すりにいても、メスだけ他のハト仲間と飛び立ちに(遊びに)行くのを優しい眼差しで見送っている。
そして、近寄るよそ者をしっかり追いまわし、メスが出産中も足りないベビー用品(藁)をしっかり確保しに走り回っている。
抱卵も交代し、ヒナになってからもしっかり面倒を見る。
ヒナが巣にいる間にはたまのデートも欠かさない。(二羽で飛び立ち、近くの建物の上で景色を眺める)
こうして私もハトを見るのが日課になっているけど、夕方すぎるとそれも終了する。
先日、ハトがみんなそれぞれの家に帰ったころに、ベランダに出る。(この時間にやっと気兼ねなくベランダに出れる)
ふと下の階の空き家を見ると。
植木鉢の中にハト。wwしかも、向こうもこっちを見ていた。w
そこに巣を作ってるのか、そこで寒さをしのいでいるのかはわからないが、あるものは何でも利用するのねぇ。
あんたたちも生きるために大変なのね。
「何だよ!」 ギロッ
この春・4月でハトと戦いはじめて2年になる。