寝ぼけ眼のモーニング。
日本料理と洋食が選べましたが、遅め起床のため、時間制限の関係でブッフェを選択。
やっぱり外人さんの利用もオオイネー
朝からガッツリ食べれる彼は勢い良くモリモリ食事してました…事件が起こるまでは…。
食事中、彼の後方に見たことあるデカイ外人が。
「…イングウェイ!!」
私のその言葉に驚いて振り向き、焦る彼。
「マジで!!」
いてもたってもいられなくなった彼は私と共にデジカメを手にアワアワしながら近寄る。
ちょうど人の少ない場所にて…
私「グ、グッドモーニング!」
イングウェイ「グッ、モーニン!」
…この後何を言えば良いんだ、英語わかんねーよ…彼も喋りかけそうにないし…で、出た言葉が、
私「フォ、フォト、プリーズ…」
しかし、朝食中でブッフェに来ていたため「f#f○・×$%"/<*`…ブレックファースト’%$#?*…」と言われました。英語わかんねーよ…。
たぶん「今、朝食中だから写真を撮ることは出来ない。後にしてくれよ」みたいな感じだったと思います。
そりゃ、まぁそうですよね。両手にお皿も持ってたしね。
良く見たらお席には奥様と息子さんがいらっしゃって、スタッフもいない全くのプライベートタイムという感じでした。
失礼しました。
とりあえず、私たちも自分たちの席に帰り食事を再開。
しかし、興奮で、彼に異変が…。
さっきまで、モリモリ食事していた彼なのに、一点をボーッと見つめたまま、お皿を持ち、箸の動きもチビリチビリしか動きません。
例えて言うなら、失恋でショックが大きすぎた乙女ですか。
初めて見る彼の光景のひとつでした。
私はまだ食欲があるので何度か取りに行きましたが、ちょうどドリンクコーナーがイングウェイのいる席の前にあるので食後のコーヒーも飲めれなかったそうです。
あたしゃ、すぐに切り替えて、クロワッサンお替りして美味しかったよ。
あとで「言ってくれれば取りに行ったのに」と言ったら、本人を見てからはいろんなことを考えすぎて食も進まなかったとのこと。
かなり興奮冷めやらぬ彼。
「イングウェイがあんな所に来て食べたらダメよ~」(たぶん、自分の精神衛生上。)と言いながら放心状態でした。
チェックアウト。
ロビーにはドラゴンズファンが列を成して勢ぞろい。
すると、後ろから中日ドラゴンズの選手達が続々と登場。
彼は全く興味なし。「どーでもえぇ」と、振り向くことも興奮することもなく前進。
さっきの興奮と180度違うやないか…極端な…。
私も黒人の選手とか見ると名前はわからないけど、何だかすごーいと感激。
でも、彼はゴーイング・マイ・ウェイ。
帰りの時間まで少しの時間があるのでウェルカムドリンク券を利用してカフェへ。
どうせなら、まだ泊まっているディープ・パープルを見れるかもしれないロビーに近い席へ。
ドラゴンズの選手もドンドンとエレベーターから出てきます。
名前知ってたら楽しいだろうにな。監督も見たよ。
しばらくすると、同じカフェにまたイングウェイ家族が登場。
興奮する彼。
今回は彼にとって本当に刺激的な旅だったと思います。
また一つ、良い思い出になったね。