相変わらず伊坂さんばかり読んでます。
さて最近読んだものの中から2作品を紹介。


『砂漠』
あっというまに過ぎていく大学生活を描いた話。
これは大学在学中に読んでおくべきだった
平均的な大学生の生活ってこんな感じなのかな。
僕の大学生活はちょっと勉強に傾倒し過ぎた気がする。あんなつまらない酷使のためなんかにどうでもいい知識を詰め込んでる暇があったらこの小説の登場人物みたいにもっと遊びに精を出した方がよっぽど人生のためになったんじゃないかなと思う。自分は不器用なので勉強と遊びの両立ができなかったと言うのは簡単だ。実際は明らかに遊びを軽視していた。
在学中にこれ読んでればもう少し考え方も変わってたかもしれない。
おっと!話が脱線してしまった笑
笑いあり、涙あり、社会人でも十分に楽しめる感動の学園物語。
個人的には鳥井のキャラが好き。ああゆう楽天的で、表裏がなさそうで本能に忠実なキャラはいい。それでいてちゃんと考えるところは考えている。
「女の子と親交を深めないで何が大学生だよー。ぎゃはは。」

『フィッシュストーリー』
売れないロックバンドが最後のレコーディングで叫んだ言葉が時空を超えて世界を救う。実際にあってもおかしくはない、むしろありそうな奇跡のお話。
この話に出てくる楽曲はどうやら実在する楽曲らしい。もしこの曲にまつわる謎が本当にこのようであったなら!
こうゆういろんな偶然が重なって奇跡が起こるといった話は好きだ。


さあ次は、『死神の精度』を読もう!今夜中に読破してやる!!