(1) の文章がおかしかったので少し改訂しました。まあそんな事どうでもいいですが。
では(1) の続き。
よって、その分をサービスの質の向上などによって少しでも患者の理解を得られるようにすべきであり、この点に関しては薬剤師一人一人の意識の向上も重要である。
しかし、例えばやる気のある薬剤師が患者の事を思って熱心に薬の説明をしたところでそれが全ての患者に快く受け入れられるわけではなく、中には「どうでもいいから早くしてくれ」っていう患者もいるわけで、だからってそうゆう患者には黙って薬渡すだけでいいのかって言われるとそれはそれで薬剤師の義務に反する事になりかねないしそれが本当に患者のためになるのかもわからない。難しいところである。
ところで以前の処方箋には「後発医薬品への変更可」という欄がありここに医師の捺印がある場合に限って後発医薬品、いわゆるジェネリック医薬品に変更する事ができた。それが四月一日からその欄が「後発医薬品への変更不可」に変わった(はずである。僕はまだ見たことがない)。つまり医師の捺印がなければ自由に変更を希望できるようになったのである。これはジェネリックを今までよりも積極的に使用していこうという狙いであり実際これによってジェネリックへの変更を希望する患者が増える事が予想される。しかし一口にジェネリックと言っても一つの先発医薬品に対して多種類のジェネリックがあり、上で述べた様にそれら全てを薬局に備えておくのはできず患者のニーズに答える事が難しい薬局や病院も多いのではないだろうか。
さらにジェネリックは生物学的同等試験をクリアした医薬品であり効果は先発品と差がないので薬価が安い分だけ患者の負担は軽くなるが、医師の間では極端に安いジェネリックの中にはやはり効果が先発品に劣ったり副作用が多いものもあるという意見もあるという。(これは定かではない)
以上、現在の薬局が抱える問題点について薬局実習で特に感じたものを挙げてみた。これら種々の問題点を解決する事がさらなる分業率向上の鍵であると考える。 な-んてね、ちょっと論文ちっくにしめてみましたw
最後にこの薬局実習は忙しい業務の中これから薬剤師になろうとする者に対する教育を重要視しておられる熱心な薬剤師の方々のおかげで成り立っている事を感じ非常にありがたく感じました、、、
と書きたいところだが今回の薬局実習はお世辞にも有意義な実習だったとは思えない。そこで現在の薬局・病院実習の指導体制についても言及したいと思う。
というわけで、
「薬局実習の感想(spinoff)~実習格差~」
近日公開!
おたのしみにw