証券会社の口座を開設するとき、

・特定口座(源泉徴収あり)
・特定口座(源泉徴収なし)
・一般口座

の中から自分で口座を選択します。

さて、証券会社に口座をお持ちの方は、
どの口座でしょうか?


◆特定口座と一般口座の違い

どの口座を選択しても、現在は利益に対して10%が
課税されます。

特定口座の場合、
取引の損益を記載した「年間取引報告書」を
証券会社が作成してくれます。

源泉徴収ありの場合は、代行して納税までしてくれます。

源泉徴収なしの場合は、本人が納税(確定申告)します。


一般口座の場合、
取引ごとの「取引報告書」のみが送られてきます。

証券会社は「年間取引報告書」を作成してくれません。

自分自身で損益を計算し、納税(確定申告)します。


株券を銀行の貸し金庫に持っている、
などという方ではなく、
初めて証券会社に口座を開設する方は、
特定口座を開設するのが一般的です。

では、源泉徴収あり、源泉徴収なしの
どちらの特定口座を開設したらいいでしょうか?


◆特定口座(源泉徴収あり)がオススメの方

特定口座(源泉徴収あり)は、売却ごと利益に対して
源泉徴収されます。

つまり原則確定申告が不要です。

確定申告が面倒くさい方にぴったりの口座です。

専業主婦(主夫)の方も、この特定口座(源泉徴収あり)
を選択することをお勧めします。

株で大儲けして利益を得ても、
次年度も配偶者控除を受けることができます。

ところが、特定口座(源泉徴収なし)で、
年間の利益が38万円以上あった場合は、
確定申告することで次年度は配偶者控除が
受けられなくなります。


◆特定口座(源泉徴収なし)がオススメの方

年収2,000万円以下で、売却益が20万円以下の人は
確定申告が不要です。

つまり、
20万円の10%、2万円の税金を払う必要がない
ということ。

会社員で株式投資を始めるという方は、
特定口座(源泉徴収なし)にしておくと
いいと思います。

もし、特定口座(源泉徴収あり)で、
年収2,000万円以下売却益20万円以下の場合、
源泉徴収された税金分損になってしまいますよ。


◆タンス株を持っている方

相続や贈与などで株券を手元に持っている方も、
必要な書類が揃えば、特定口座に預け入れることができます。

必要な書類がないと、一般口座の預け入れることに
なります。

一般口座は、先に書いたとおり自分で損益を計算し、
確定申告をする必要があります。

なので、収入がない専業主婦(主夫)の方で、
パートナーが配偶者控除を受けている場合は
注意が必要です。

相続、贈与された株券を現金化したく売却した結果、
配偶者控除が受けられなくなる場合があるからです。

目先の利益だけではなく、トータルにどうなのか
冷静に判断してくださいね。


「これってどうなの?」と思ったときには、
FPに相談してみてはどうですか。


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