毎週楽しみにしているドラマが2つあります。

「のだめカンタービレ」と「Dr.コトー診療所2006」です。

「のだめ~」は笑えるドラマなのですが、
「Dr.コトー診療所」は少し重い感じです。

毎回視聴率が20%超で好調なこのドラマ、
これでもかという感じに事件が起きていくのです。

ついつい、ファイナンシャルプランナー的な視点で
見てしまうんですよね。


◆離島からの医学部進学

「Dr.コトー診療所」は、並行していくつかの話が
展開されながら進んでいます。

その一つに、離島から医者を目指す少年の話があります。

どんな話かというと・・・

病気で母親を失った漁師の息子が医者を目指します。

医学部に進学するため、中学は東京の私立進学校に進学。

父親は子供の教育費捻出のため、漁師を辞めます。

船を売り、出稼ぎに。

その後、父は仕事先で事故を起こし、
お金が必要になります。

お金欲しさに、投資話にのってしまいます。

これが実は詐欺。

さらに経済的に追い詰められることになります。


◆お金と教育

医者になるためには、医学部に進学しなければなりません。

国公立大学の医学部は、最難関です。

私立大学の医学部は、国公立に比べれば
入学しやすいのかもしれませんが、
学費が高額です。

6年間で2000万円~5000万円ぐらい。

マンションが買えるほどです。

最難関の医学部に進学するには、
東京で勉強する必要があったのでしょうか?

よい環境で勉強させれば、成績も伸びるかもしれません。


子どもの夢のためにお金をかけて教育環境を整える、
同じ親として、その気持ちはわからないでもありません。

ドラマの話しだけではなく、中学受験を目指す親の気持ちも
これと一緒でしょう。

お金をかければ、ある程度の教育は受けられるはずです。

でも、お金をかけなくても、必要な教育は受けられるはずです。

お金と教育の質は比例する、とはいえないと思います。


◆ゴールはどこ?

教育資金を考えるのに必要なことは、
「ゴールはどこか?」
だと私は思っています。

○○小学校に入ること、
○○中学校に入ること、
これはゴールでしょうか?

ドラマの少年のゴールは、医者になること。

医者になるためには、医学部へ進学。

医学部に進学するためには、
成績を向上させる必要がある。

成績を向上させるには?

と考えていきます。

ゴールまでの進み方は、何パターンかあるはずです。

自分の資金に見合ったパターンを選択するのが、
身の丈にあった生き方かなと思います。

例えば、ドラマの少年。

地元で中高6年間過ごし、
長期休暇に東京で塾の講習に通う、
ということでもいいのかもしれません。

その6年間、父は一生懸命働き貯蓄を増やします。

奨学金などもあわせれば、最難関の国公立大学医学部
だけではなく、大学選択の幅が広がるのではないでしょうか?


◆うまい話に気をつけて

最後にもう一つ。

リスクとリターンは表裏一体です。

ハイリターンを求めれば、ハイリスクなのです。

世の中うまい儲け話など、そうあるものではないと
思ってください。

一か八かの投資は、投資ではありません。

投機、ギャンブルです。

資産運用はギャンブルではありません。

短期間に大きな利益をあげるのは、
一握りの幸運の持ち主か天才です。

私をはじめ多くの方にとっては、
ある程度の期間の地道な努力が必要です。


「Dr.コトー診療所2006」は毎週木曜日の10時から。

ドラマを見て、人生って山あり谷ありなんだな、
と感じてみるのもいいかもしれませんよ。


N&Kコンサルティング 城木きよ子
http://www.norikiyo.com/