今日は、N&Kコンサルティングの相談事例をご紹介します。

 独立系FP事務所 N&Kコンサルティング

相談内容は、「住宅ローン」です。


◆相談内容

3年前に住宅を購入。

2,000万円で20年間の住宅ローンを組んだとのこと。

最初の3年間1%、その後は「変動金利」または
「固定金利(期間限定含む)」を自由に選べるというローンです。

そして3年経過。

1%の優遇金利が終了し、今後は自分で
「変動金利」や「固定金利」を選ばなければならなくなりました。

現在の月々の返済額は、約92,000円。

しかし、今後は最も金利の低い変動金利を選択しても、
月々の返済額は約103,000円。

毎月約11,000円のアップとなります。

「今後、金利が上昇していくのではと心配なので、
できるだけ長期の固定にしたいです。
でも、毎月の返済額は少なくしたいです。」
とのことでした。

(相談者Aさん、35歳会社員)


◆繰上げ返済と借り換え

Aさんの住宅ローンの残高は、約1,700万円。

貯蓄をかなりお持ちでしたので、
400万円繰上げ返済し、残金を1,300万円にする、
金利の低い住宅ローンへの借り換え、
をご提案しました。

借り替え後は、
15年固定2.5%、最後の2年間は変動金利。

月々の返済額は約78,000円(15年間)となり、
現在より約14,000円少なくなりました。

借り換えの場合、当初借入期間より伸ばすことが
できません。

Aさんの場合、残期間が17年間でしたので、
15年固定が選択できる最長の固定期間です。


◆いつでも得なのか?

借り替えには約20万円~25万円程度の諸費用が
かかります。

月々の返済額にあまり差がないと、
借り換え時の諸費用や、手続きを考えると
必ずしも得だとはいえません。

借り換えの手続きは、申込書の記入だけではありません。

住民票や印鑑証明、登記簿謄本など、
住宅ローンを申し込んだときと同様の資料が必要に
なってきます。


また繰上げ返済も、貯蓄があるからといって
皆さまに勧められるわけではありません。

Aさんの場合は、かなり貯蓄に余裕があったこと、
ライフプラン的にみて問題ないと思われたので、
繰上げ返済をお勧めしました。

現在は貯蓄が多くあっても、、
支出が毎年増加傾向で、それに対して収入伸びが小さい、
といった方が繰上げ返済をすると、今後の生活が苦しくなると
思われるからです。


住宅ローンは、このように様々なパターンが考えられます。

自分一人で「どうしたらいいのか?」と悩まず、
中立的な立場であるFPを活用してみてくださいね。

N&Kコンサルティング 城木きよ子
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◆Aさんのその後

月々の住宅ローンの返済額が14,000円も減ったAさん。

せっかく浮いたお金なので、何か積立をするといいですよ
とアドバイスしました。

ちなみに、
毎月1万円ずつ年利5%の商品で積み立てると、
15年後には240万円以上となるんですよ!