続・迷惑メールのひみつ
毎度ありがとうございます。HP管理担当の白崎英樹です。
さてスパム(というか出会い系サイトへの誘導メールがほとんどですよね)への正しい対応ですが、ズバリ無視です。
よく「配信停止をご希望の方は・・・」なんて書かれたところをクリックして手続き用ページから配信停止をうながすものもありますが、そういうのも無視です。 何故なら、配信停止手続きをすることで、そのメールアドレスが生きていることを業者に教えることになるだけだからです。
生きているというのは、そのアドレスに送ったメールはちゃんと目を通してもらえてるという意味です。業者にしてみりゃしめたもの、というわけです。先月のことですが、
という事件がありました。2ヶ月で約54億通を送信していただけでなく、所持していたアドレス数は230億件分というから想像がつきませんね。
彼等は愉快犯ではなく出会い系サイト運営会社の人間です。ということは、自社で運営する出会い系サイトに誘導することが目的です。つまり常識的に考えて、全世界の人口を超えた(50億人ぐらいだと思ってたのにいつの間にか増えてたんですねぇ。。。)この54億通のメールは全て日本に向けて送信されたことになります。というか、日本の警察が逮捕したという事実が全てを物語っていますが(笑)
中国に設置したパソコンを日本から遠隔操作して、中国から日本にメールを送信したのにもちゃんと理由があります。基本的に日本国内のプロバイダはスパム対策の一環で、一度にメールを大量送信できないようにしているからです(メールマガジン程度はもちろん送信できます)。だから送信数規制のないところから送信したのでしょう。
こうしたメール配信業者は名簿業者からメールアドレスの名簿を買ったり、専用ソフトを使ってランダムに作成したメールアドレスに片っ端から送信します。上記の54億通はさすがに多すぎ(だから逮捕されたんでしょう)ですが、万単位はザラだと思います。
で、適当に作成したアドレスに送っているわけですから、ほとんどは宛先なしで戻ってきてしまいます。が、この“戻ってきてしまう”というのが彼らにはありがたいことなのです。
つまり、 送信時のリストから宛先なしで戻ってきたアドレスを削除することで、残ったものが宛先のあるアドレスであると知るのです。ここで、名簿として価値が発生します。とはいえ、存在しているだけで使われていないメールアドレスもかなりありますのでこれだけではまだ価値は低いです。が、冒頭で書いたように、正直に配信停止の手続きなんかをしてしまうと、それだけで生きていることをわざわざこちらから知らせる事になります。確実に次回からも標的にされてしまうわけです。
しかし残念ながらこういう対処を続けていたとして、迷惑メールが送られてくることを防げるわけではないのが実情です。実際にはスパムフィルタソフトを使えばいいと思いますが、あれは大量に届いたメールの中からスパムを選別して削除するというソフトであって、スパムが送られてこないようにするものではありません。
ウィンドウズ標準のメールソフトの設定を工夫すればお金をかけなくてもある程度スパムフィルタのようなことは可能ですが、設定知識もある程度必要になりますのでここで紹介するにふさわしいかまだ判断できずにいます。ケータイみたいにプロバイダ側で有効な対策してくれるようになればいいんでしょうけど(ケータイで迷惑メールを受けるのはかなり減ったそうです)。
ちなみに、ネットでつながっているパソコンを遠隔操作するのは難しいことではありません。私でも出来ます、というか普段からやってます。私の場合はもちろん悪い事をするためではありませんよ(笑)。そのうちこのネタも書いてみようかと思っています。