プロバイダのウイルスチェックのひみつ | 管理日誌

プロバイダのウイルスチェックのひみつ

 毎度ありがとうございます。HP管理担当の白崎英樹です。


 さて昨日の続きですが、

「ウチはプロバイダのウイルスチェックに入ってるから大丈夫」

という人がいたりしますが、ハッキリ言って安心しすぎです。


 プロバイダの提供しているウイルスチェックサービスというのは(何社か調べてみましたが)有料無料を問わずそのほとんどが、プロバイダから与えられたメールアカウントを使用するメールの添付ファイルのみをチェックするというサービスですのでフリーメールを併用していた場合、そのメールのチェックは当然対象外です。


 こうしたプロバイダのセキュリティサービスは、経路としてはメール感染が最も多い(一般に約9割は添付ファイルが感染源と言われています)ことで提供されだしたわけですが、初心者の方にとっては逆に上記のような“これさえやってりゃもう大丈夫”という大きな誤解を与える原因にもなっています。


 また、ウイルス感染源の残りの約1割ですが、この約1割の中での主なケースとしては外部メディア経由での感染があります。外部メディアというのはフロッピーディスクやCD-R、最近ならDVD-RやUSBメモリーなんかが一般的でしょうか。


 多いのは、友人や同僚(得意先)が持ってきたりそこから貰った外部メディアの中にウイルスが潜んでいて、それに気づかず自分のパソコンに接続して感染してしまうケースです。昨年の事例ではありますが

『賞品のMP3プレーヤにウイルス,マクドナルドが1万台を回収へ』

とか、iPodで有名なアップル(マッキントッシュというパソコンを作っている会社)ですら

『Windows ウイルスが混入したまま出荷されたごく一部の Video iPod について』

なんてお詫びをしてたりなんて事件もあったりしました。大手の会社でもこんなことが起こるのですから、身の回りの素人から渡された外部メディアは用心して当然と言えるでしょう。


 あと、かなりレアケースではありますが、一昨年に製品情報提供大手の価格.com(価格ドットコム)のサイト(ホームページ)が何者かによってハッキング(厳密に言うとクラッキングですね)されてウイルスを仕掛けられ、そのサイトを見ただけで(ウイルス対策ソフトが入ってないようなパソコンは)ウイルスに感染する事件もありました(詳細はコチラ )。


 こうしたものに対して、プロバイダのウイルスチェックサービスは無力なのです。これでもまだ安心していられますか?