経路未だ知らず、岐(ちまた)に臨んで幾びか泣く。
源とは大日如来の法身、
すなわち大自然とひとつになった我が身体、我が心
源に還った時、 風の風伝 は Legend に。
フミヨシです。
高野山特別ブログを5回に渡って、書き上げました。
新生フミヨシの思いが、ぎっしり詰まっています!!
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さぁ、8年ぶりの高野山ライブ。
まずは、津軽今昔をソロで。
いすに座られているのが紀野先生。
どどどーーーん。
八年前の耳の感覚と、今の感覚を無意識に比べている。
こんなに音大きくでてたっけ?音が回って返ってくる印象。
やれそうだ。必要以上の硬直もない。自然と曲に入れた。
続いて親子共演で、綜合曲。
親子共演で、ますます皆さん、曲に吸い込まれていく。
続いては北前の旅。
プログラムは、どんどん盛り上がっていく。
津軽じょんから新節の演奏は、華麗な撥さばきと
指さばきがみどころ。
気負いなく丁寧に演奏する。
じょんから節のあと、紀野先生が声をあげた。
「すばらしい」
会員の皆さんもどっと沸く。
さぁ、プログラムは、越中おはら節、そして三下りメドレーと
進んでいく。
残り2曲は、フミヨシの独奏で締めくくる。
Roots -tabibito-
このとき、2000年4月のあの話を会員の皆さんに
はなしかけたときだった。
突然、涙が溢れ出してきた。
なみだがとまらない。なぜだろう。なぜだろう。
やばい。号泣とはこのことだ。
すべての情景が克明に頭に浮かんできた。
Roots -tabibito- を泣きながら演奏したのは初めてだ。
会員の皆さんも涙をながしている。
そして、最後の即興曲。私は皆さんにこう訴えた。
「ぼくは、最近お客様から三味線がじょうずになった
うまくなったね。とよく言われる。しかし、正直なところ
ぜんぜん嬉しくない。うまくなるために三味線をしている
のではないからです。世界中の人に感動を与えられる
三味線を奏でたいのです」
さぁ、即興の大勝負だ。どこに向かうふみよし。。。。。
即興演奏終了後、付き添いの人がいないと
立てなかった紀野先生が、お一人で私に
近づいてきてくれた。あやうく転びそうでひやっとした。
体より先にこころが動いたように見えた。
紀野先生からのおことば。
「おみごと!!!」
ぼくに三味線の道を啓いてくれた恩師、神様が
発してくれたこのことば・・・そして
「君の名前は?」
・・・
こばやしふみよし といいます。紀野先生
ありがとうございました。
この瞬間、ぼくは、新生フミヨシになったと悟った。
この紀野先生との一瞬のやり取りは、
ぼくの三味線人生において、最大、最高の瞬間だった。
何かを突き抜けた感覚があった。
放心状態、興奮状態。。。。
突き抜けたのであれば、次はその解き放たれたエネルギーを
放出するのみである。
新生フミヨシの音色、まずは、佐渡小木ライブで、真価を試してみよう。
紀野先生、本当にありがとうございました。
これからも、どうぞ、お元気で長生きされてください。
また、三味線演奏させてください。