史佳Fumiyoshi 普段着コラム -世界への糸道- -16ページ目

史佳Fumiyoshi 普段着コラム -世界への糸道-

史佳の日頃考えていること、感じていること、普段着を着ているようなリラックスしたコラムを紹介します。
史佳が一度三味線を持ったならば、どんな場所でもそこがライブ空間となる。三味線一本で世界どこへでも行ける。
世界への糸道、さぁ、出発だ!

ふみよしです。

前回のブログでも、紹介させてもらいましたが、

本当に、ここまでぼくの三味線への思いを

分かってくれている人がいるとは、正直びっくりした。

富田さんとは、10年以上の付き合いになる。

新潟に転勤の時にお知り合いになった。

ぼくが富田さんに三味線を聴いてもらったのが、

10年以上も前になる。

それから、10年後、富田さんのぼくへの評価には

驚いた。10年ぶりに聴いて頂いたのだが、ここまで

ぼくの心を覗かれたのは、おそらく初めてである。

史佳に対する評価は、実は様々で、

たとえば、

「津軽っぽくないよね」

「体が大きいのに、繊細なのね」

とか、まぁ、いろいろだよ。

すごい領域を挑戦しているのにも、かかわらず、

すごくチープなコトバを返してくる人たちがほとんどと

言っていい。

まぁ、そんなことは別にどうでもいいのだが、、、


えっ、ご覧いただいていない人のために、

もう一度ご紹介します☆

会津八一、良寛和尚を引き合いに出されるのは、恐縮だけれども、

要するに、芸とは、終わりなき世界であり、そこに向かって

常に真摯に進むしかないのよ。

三味線の音色が、史佳の生命線といっていい。

その音色の出し方、ここまで読み取ってもらえたとは、

すごくうれしい。

一月、クロスオーバーライブに向けて、大いに励みになった。

本当に分かってくれる人だけでいい。

分からんヤツは、ずっと分からんからね。


一度行ってみたい、お寿司屋さんがある

小野二郎である。。。

あのヒュージャックマンも来店したそう。。

彼こそ、寿司を究極なまでに極めた人物だろうね!!

かっこいい。

アンハサウェイも、ご来店だったのね。

すごいね!!



久々に聴いた史佳の三味線は、身体の一部となっていた

こんなに手元をいっさい見ない弦楽器のプレイヤーって見たことありますか?

http://www.ustream.tv/recorded/41939214

世間のクリスマスムードとは全く関係ない浅草で、久しぶりに聴いた三味線プレイヤー史佳(ふみよし)の演奏は、ずいぶんと迫力を増していた。

この日のイベント「あさくさ和装塾」で、僕はカメラを向けながら見ていたのだけど、これほど手元を見ない弦楽器奏者って見たことないなぁ・・・と思いつつ、三味線という楽器の面白さについて想いを馳せていた。

 

確かに、三味線と言えば瞽女さんなど 盲目演者の楽器としても知られる。

その形・・・三本の弦がフレットのない竿に張られている形自体が、元々とても身体的なのかもしれない。

 

とはいってもやはり楽器に違いない。
自らの身体自体を楽器とする「歌」のようにはなかなかいかないだろう。

でも今回見た史佳の演奏は、三味線という楽器の存在を忘れているかのような印象を受けた。
我々が歌ったり、歩いたり、走ったりするのに、いちいち身体のパーツ個々の動きをチェックしたりしないように、演奏がごく自然な「無意識行動」になっているのだ。

誤解されそうな表現だが、ただ弾いているという感じ。
ただ自分のイメージした音を出すために自然に指が動いている。

 

曲芸じゃないので、べつに手元を見ないことが三味線弾きにとって最高の技術などと言ってるのではない。結局は、無意識行動の先にある、そこから紡ぎ出された「音」が一番大事なんだけど、それはもちろん繋がっていて、昔みた彼の演奏とは比較にならない迫力で迫ってきた。

*USTREAMの映像は、机に転がしたダイナミックマイク1本で拾っているので、その素晴らしさの半分も伝わらないかとは思います

 

新潟時代、良寛や会津八一 の書の持つ魅力に出会い、僕は「書」がとても好きになったのだが、この無意識行動と繋がっているような気がする。

良寛和尚や会津八一の書の魅力は、表現意識を超えたところにある無意識の美意識に違いない。
「ただ書いた文字」が持つ美しさ・・・それは多くの書家が憧憬し、しかし果たせない極みで、とっても日本的な美意識なのだと思う。

 

まぁそこまで言われるとやりづらいかもしれないけど(笑)・・・今後の史佳くんの三味線に、ますます期待したいと思った夜でした。




今日はクリスマスイブということで、

皆様にビッグなニュースをお届けしましょう。

来年、9月3~5日

日本最大豪華客船「飛鳥Ⅱ」での

三味線演奏が決定☆

「メディアシップ開業1周年記念
 飛鳥Ⅱ 日本海クルーズ みなとロマン函館3日間」

期間:2014年9月3日(水)~5日(金)
行程:3日午後3時新潟港出港、
   4日午前9時函館港入港、午後10時出航
   5日午後3時新潟港帰港

代金:ロイヤルスイート45万円から
   Kステート12万円まで
   代金はお一人様料金
   お食事付き

定員:800名

予約開始:2014年1月12日(日)午前10時より
申し込みお問合せ:新潟日報旅行センター
         025-211-8008




皆さん、船上の三味線プレイヤーと極上の3日間を

過ごしませんか?

今から、貯金してくださいね!!!


史佳のファンは、間違いなく、ホンモノの耳をお持ちですよ☆





紅白歌合戦

北島三郎が、「まつり」を歌う事が決定!!

自分的には、「風雪ながれ旅」聴きたかったな。

風雪ながれ旅は、初代高橋竹山先生を歌った歌詞。

歌詞は以下の通り。


破れ単衣に三味線だけば
よされよされと雪が降る
泣きの十六 短い指に
息を吹きかけ越えてきた
あいやあいや
津軽 八戸 大湊

三味が折れたら 両手を叩け
バチがなければ 櫛でひけ
音の出るのも 何でも好きで
かもめ啼く声 ききながら
あいや あいや
小樽 函館 苫小牧

鍋のコゲ飯 袂で隠し
抜けてきたのか 親の目を
通い妻だと笑った女の
髪の匂いもなつかしい
あいや あいや 
留萌 滝川 稚内


泣きの十六とは、

初代が15歳、16歳で初めて三味線で

門付けをした時期を指している。

そのとき、初めて師匠の戸田重次郎から習ったという

曲が、三味線じょんから、三味線よされ である。

この2曲が非常に難しい。

初代のオープニングは、いつもこの三味線じょんからから

スタートする。

緞帳の上がる前に、ドドドーーン。

この3音で、お客様は竹山の術にかかってしまう。

まさに神業である。

この2曲、二代目竹山さんからお手合わせを頂いたお陰で、

非常にながれがよくなってきた。

あっそうか。そういう弾き方をすればいいのかと

発見の連続だった。

皮がやぶれそうなくらい叩く三味線も、否定はしないけどさ。。

三味線の立場になれば、そんな叩かなくても

良い音は鳴るよって言っているような気がしてならない。

三味線の本来の難しさを知っているプレイヤーはごく少数である。

それは、演奏を聴けばすぐにわかる。

三味線でごまかしはきかないのである。

本当に尊敬できる三味線奏者が少なくなってきた。


三味線は、足し算の音楽だとずっと思っていた。

要するに、沢山の手を入れる事がいいのだと。。。

しかし、今年は、その考えが一変した。

三味線こそ、引き算の音楽といえる。

無駄な音は、出さない。

しかし、一音、一音の余韻を大切にすると

鮮やかな旋律が生まれる。

この流れるような旋律を生み出す妙技こそ、

竹山節と言われる由縁である。


古典と革新


コトバでいうことは、簡単だけど、

そう簡単な話ではないよ。


史佳の強みは、ここにある。

古典を土台にしつつ、

新しい三味線音楽に挑戦している。

やっぱり、色々挑戦してみたい。

挑戦して、失敗することも多々ある。

でも、それはすごく自分にとって大切なこと。


ただ、有名になればいい。お金を儲ければいい。

という話ではない。


良い三味線、良い音で、お客様を感動させたい。

そこの一点に尽きる。

1月19日

クロスオーバーライブ

史佳の真価、進化、深化

思う存分堪能してください!!



予告動画はこちら



指定席、お早めにお買い求めください。