新しい旅へ出発 | 史佳Fumiyoshi 普段着コラム -世界への糸道-

史佳Fumiyoshi 普段着コラム -世界への糸道-

史佳の日頃考えていること、感じていること、普段着を着ているようなリラックスしたコラムを紹介します。
史佳が一度三味線を持ったならば、どんな場所でもそこがライブ空間となる。三味線一本で世界どこへでも行ける。
世界への糸道、さぁ、出発だ!

 
線線響々当日パンフレットより抜粋。
史佳Fumiyoshi、新しい三味線の旅に出ます。
ファンの人なら、必ず読んでくださいね☆
じゃあ、俺に会いたいなら、ライブに来て!!

本日は「史佳Fumiyoshi 線線響々」にご来場頂きまして誠に有難うございます。今回、りゅーとぴあコンサートホール1700席完全完売という結果となりました。身の引き締まる思いで、今日という日を迎えております。
二代目高橋竹山さんとの共演は、演奏家として最大の目標でございました。私自身、演奏家としての17年間を振り返ってみると、実に色々なチャレンジをしてきたように思います。弦楽四重奏との共演、初代須藤雲栄師との佐渡ライブ録音(CD2枚fontecレーベルより全国発売)、世界的音楽プロデューサー長岡成貢さんとのクロスオーバーライブ、新ユニットThree Line Beat(スリーラインビート)発表など、どの挑戦も、私の芸を物凄い勢いで伸ばしてくれたものばかりでした。そして、そこには、必ず人との繋がりがあり、素晴らしい出会いがあったからこそ、実現したものでした。本当に感謝の念に堪えません。そして、今回満を持して、二代目高橋竹山さんとの共演が実現いたしました。
改めまして、二代目高橋竹山さん、襲名20周年、誠におめでとうございます。昨年の竹山さんとの稽古は、本当に楽しい時間でした。ずっと弾いていたい、ずっと三味線談義をしていたい、そんな気持ちでした。惜しげもなく伝えてくださる姿勢に只々頭の下がる思いでした。そのお陰もありまして、未知の領域を感じることが出来ました。本当にありがとうございました。健康に留意され、益々、世界へ素晴らしい三味線音楽を広められていかれることを切に願っております。私も、今回の経験、そして初代の魂を受け継ぎながら、三味線の芸に邁進してまいります。初代高橋竹山師、そして高橋竹栄師(初代新潟高橋竹山会会主)も天国で喜んでくれていることでしょう。
 本日のプログラムは、熟考に熟考を重ねたスペシャルプログラムです。その一音一音の調和、バトル、破壊?、様々なシーンを皆さんの耳にお届けします。お客様も全身で三味線の波動を感じてください。
コンサート開催にあたりまして、主催であります新潟日報社様には、多大なるご支援を頂きまして、誠にありがとうございます。また、協力企業様には、お力添えを賜り、重ねて厚く御礼を申し上げます。

 最後に一言だけ・・・
 今日、真の三味線演奏家としてスタートラインに立ちました。
 これからの史佳Fumiyoshiにご期待くださいませ。